こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
エネファームってどうなんかなー?なんか得しますよアピールされるんだけど。。
最近はZEH(ゼッチ)がはやってきて(というか、国として標準仕様になりつつある)、太陽光発電とか蓄電池とかつけたりする人も増えてきていると思います。
ですが、太陽光+蓄電池ってめっちゃ高い!
わが家の場合はだいたい300万円くらいと言われました。
それはなかなか手を出せない。。ということで諦めましたが、大阪ガス開通の時に、「エネファームどうっすか!?」という勧誘を受けました。
『おいしい話は歩いてこない』ということをモットーとしているわが家は、「お得ですよ!」と言われると身構えます(笑)
そんなわが家が、結局エネファームを契約することになったのですが、その理由を紹介しようと思います。
また、エネファーム導入までの工事内容も紹介していきます!
なお、実際にどれくらい発電するのかは別記事で紹介します。
エネファーム導入の理由
大阪ガスの人(正確には大阪ガスから委託されている人)に、ガス開栓の立ち会いの時に、「エネファーム、お得ですよ!」と勧められました。
普段であれば、そんなお得話は怪しいので、無視しますが、一応話は聞いておこうと思いました。
というのも、なにやら特典がついているらしく、とりあえず話だけでも。。ということにしました。
エネファームの売り文句としては、
- エネファームの導入費用と電気代が浮く分が、だいたい同額になる
- エネファーム代を払い終わった後は、単に電気代が浮くのでお得になる
- 電気代が上がってるので、その対策にもなる
- 停電時に発電できるので、夜に明かりつくし、冷蔵庫の中身が腐らない
- 環境に良いことしましょうよ
という感じです。
最後の⑤のせいで、なんだかうさんくさくなりましたね(笑)
正直なところ、これらだけでは契約しませんでした。
だって、値段的に結局トントン(同じ金額)なら、機械の故障やトラブルのリスクがあったり、メンテナンスしないとダメだったり、そもそもエネファーム導入するのに結構工事をしないといけない。。
こんなところから、正直そんなに得しないよなー。と思ってました。
なので、家作り計画をしているときは、住宅ローンが増えることも嫌だったので、見送りました。
では、なぜエネファームを導入しようかと思ったかというと、、、
乾太くんがもらえるから!!!
そうなんです。なんだかキャンペーン中らしく、「お好きなガス機器プレゼント」という特典がつきました。
「え?乾太くんもいけますか?工事費込みで?」と聞くと、「もちろんです!」とのこと。
であれば、もともと乾太くん買うつもりでしたし、乾太くんは工事込みで20万円弱するみたいです。
乾燥容量も好きなサイズ選べますし、デラックス版も選べました。
と、いうことで、まんまと特典の方に釣られて、エネファームを契約しました(笑)
もう一つの理由として、夫がテレワークにより在宅時間が長く、電気の使用が昼間もやや多いため、エネファームによる発電があれば気持ち的に安心できるというものでした。
エネファームはいくら?
そんなエネファームですが、どれくらいの値段かというと、わが家の場合は140万円程度(エネファームだけ。以降もすべて太陽光は無しの話です)でした。
メーカー希望小売価格は198万円なので、ある程度の値引きがされています。
ですが、140万円も一括で払えないよ!?という方のために、分割払いもできます。
わが家の場合、分割手数料や利子は負担してくれる!というわけではないですが、年率1.69%でした。
まぁ、最近の住宅ローンの変動金利の方が安いですね。。
なので、分割払いにしようと思う人は、あらかじめ契約して、住宅ローンに盛り込んだ方が良さそうです。
ただ、住宅ローンの借入限度額とかもあると思うので、その場合は、大阪ガスの分割払いを利用するのも良さそうです。
ちなみに、エネファームには、「停電時自立復旧機能」が付いているものとそうでないものがあります。
これは、停電時に、電気を発電して使えるようにするためのオプションですが、これがないと停電時に役に立たないので、最近はみんな付けるそうです。
これの有無で、メーカー価格ですが、15万円変わるので、結構な代物みたいです。
もちろん、わが家も「停電時自立復旧機能」を付けましたよ!
エネファームの工事記録
さて、ここからはエネファームの工事記録を紹介します。
具体的にどんな工事が、どれくらいのスケジュールで行われるかを紹介しますので、参考にどうぞ!
工事の全体スケジュール
まずは全体の流れを紹介します。
- 工事契約(4月23日)
- エネファームの基礎工事(4月26日)
- エネファーム本体の設置工事(5月10日)
- 電気回りの工事(6月4日)
- 発電許可(7月6日)
- 発電開始!
こんな感じです!
それでは、それぞれ詳しく紹介しますね。
ステップ1. 工事契約
大阪ガスの人(正確にはその斡旋業者)と契約を結びます。
どのエネファームにするか、特典のガス機器プレゼントはなににするか、などです。
わが家の場合、ダメ元で「もう一個ガス機器もらえませんか?」と言ったらくれました(笑)
もらえるかはわかりませんが、言うのはタダなので、気が向けば言ってみてください。
ちなみに、この段階ではお金の支払いは不要でした。
お金の支払いは、電気工事が終わったときに、振込依頼が来ましたので、少し時間があります。
ステップ2. エネファーム基礎工事
エネファームを設置するには、エネファームの下に土台が必要です。
そのための基礎工事がまずはじめに入ります。
基礎工事は立ち会いは不要ですが、事前にどこにエネファームを設置するかを決めておく必要があります。
エネファームを設置するには、幅80cm×奥行き44cmの土台が必要らしいです。
最悪はもう少し縮められそうでしたが、わが家は少し余裕があったので、正規の大きさにしておきました。
ですが、外構回りの広さを最低限の600mmにしていた場合は、境界ブロックがどちらに来るかによっては設置できない恐れもあります。
エネファーム付けるかもしれない!というのは、家を建てる段階で、建築士さんに言っておく方が良いでしょう。
エネファームを付ける位置に関しては、後述します。
基礎工事が終わると、こんな感じで箱みたいなの(型枠)ができます。
この箱は、コンクリート(というより、たぶんモルタル)がしっかりと固まるようにしてくれるものですので、下手に触らないようにしましょう。
数日後、勝手に箱が取れていたので、いつの間にか業者の人が撤去したようです。
これで、土台は完成です!
ステップ3. エネファーム本体設置
土台ができたらエネファーム本体を設置します。
エネファーム本体の設置位置ですが、基本的にはガス給湯器の隣になります。
エネファームがガスを使い、常にぬるま湯を沸かしているような状態にするらしいです。
お湯を出すときは、そのぬるま湯をもう少し加熱してお湯にするらしいので、ガス給湯器とエネファームが近い方が効率が良いらしいです。
ですが、一応、半径8m程度の範囲であれば、そこまで効率が落ちないということから、ガス給湯器の半径8mの範囲に設置するのが基本のようです。
この範囲を越えてしまうと、色々面倒になりそうなので、できるだけ、この範囲を守った方が良さそうです。
わが家の場合は、給湯器の隣に置くと、隣の家と近くなるので、ためらいました。
(一応、騒音とかはほぼないそうですが、気になるじゃないですか。。)
その結果、ガス給湯器からギリギリの7mくらい?の距離にエネファームがあります。
その結果、エネファームからガス給湯器まで、管で繋げるのですが、その管の長さがとても長くなりました。
その管は壁に沿って取り付けられるのですが、絶妙にダサくなってしまいます。。
というわけで、外構にもこだわる人は、やっぱりエネファームは最初から考えた方が良いと思います。
(画像はタップで拡大するよ!)
(だってわが家は当初取り付けるつもりなかったもん。。)
そういうわけで、わが家のエネファームは普通より管が長くなりました。
その結果、工事の時間ももれなく長くなり、、、朝9時~夕方4時までという実働6時間の工事でした(1時間休憩)。
その間、壁に管をビス留めするので、家中を響き渡る音が鳴っていて、地味に辛かったです。。
繰り返しですが、ガス給湯器の近くにエネファームを置けるようにした方が良いですね!
ステップ4. 電気工事
次に電気工事です!
電気工事は、電気メーターを、発電した分の使用と、普通に電気を使った場合で、それぞれがわかるように変えるそうです。
それに加えて、室内に、「発電量や電気使用量がわかるモニター」と「停電時に使えるコンセント」と「エネファーム用のブレーカー」の大きく3つが増設されます。
モニターの方はこんな感じで、電力会社(関西電力とか)からもらってる電気と、ガスで発電してる電気がそれぞれわかります。
エネファームの場合、常時0.7kWhを発電しており、使用電力が0.7kWhを越えたら、その分のみを電力会社から使います。
ちなみに上記の画像の場合は、使用量が発電量よりも多いので、「買電」(電気代がかかっている)していることになります。
なので、ドライヤーを使ったときとか、掃除機とテレビを同時に付けたりみたいなときは、ちょっと超えてたりします。
正確には、「余剰電力買取の契約」をすれば、常に発電をして0.7kWhまで使えるようになります。
余剰電力買取の契約をしない場合は、電気の使用量に合わせて発電するので、例えば0.5kWhしか使っていないときは、0.5kWhしか発電しません。1kWh使用しているときは、0.7kWhの発電となります。
余剰電力買取の場合は、0.5kWhの使用のときは、0.7kWhの発電の内、0.5kWhは使用して、残りの0.2kWhは売電してお金がもらえます。
電気の使用状況がわかりやすいので、面白いです(笑)
これをうまく使えば、子どもの省エネ教育なんかにも役立つとか。
小さいことですが、意識することって大事ですよねー。
また、電気工事をすると、コンセントが1個追加されます。
これが、停電時に使えるコンセントです。
停電したときに、エネファームで発電した電力は、このコンセントにのみ届くようになります。
ほかのコンセントには、発電しているとはいえ、停電時には電気がきません。
(あくまで、「停電時」なので、通常時はちゃんと普通のコンセントに発電した電気がくるので心配なさらず。)
停電したときは、例えば、冷蔵庫とかはこのコンセントに差し替えないといけません。
もちろん、電気ヒーターを使いたかったり、ライトを付けたかったりするときも、このコンセントに挿さないと使えません。
なので、天井に付いてる電気(シーリングライトとか)は、停電時には使えなくなります。
あくまで、この停電時用のコンセントのみが有効になります。
安全のため、停電時は通常のブレーカーが落ちるので、エネファーム用のブレーカーというのがつけられます。
これに対応しているのが、停電時用のコンセントなので、停電時用のコンセントにしか電気は流れないという仕組みになってます。
冷蔵庫が稼働するのはうれしいですよねー。冷凍庫のものなんか、溶けたら終わりですもん。
なので、わが家の場合は、冷蔵庫の近くに停電時用のコンセントを付けました。
そして、このときに、支払い書を受けとりました。
意外と契約してから時間があるので、お金を調達する時間がありそうです。
ただ、これはあくまでわが家がお願いした業者の場合ですので、参考程度でお願いします。
ステップ5. 発電許可
わが家の場合は関西なので、関西電力に発電の許可を得てからでないと発電が開始できないとのことでした。
「これからわが家で発電するので、足りない分だけ電気を使います」的な契約をした上でないとダメらしいです。
そうしないと、せっかく発電しているのに、これまで通り買う電気を優先に使ってしまっては意味ないので、しっかりと切り替えが必要です。
と言っても、やることはなくて、すべてエネファームを買った会社(わが家は大阪ガス)が手続きをしてくれたので、わが家は待つだけでした。
それが地味に時間がかかり、わが家の場合は7月6日となりました。
つまり、7月6日からは、エネファームの発電した電気を使えるようになるというわけです!
ステップ6. 発電開始!
契約してから2.5か月後、ついに発電開始です!
ここからはわが家で作った電気を使っていると思うと、、、なんだか感慨深いですね!
さて、電気代は実際にどうなったのか。
それについては別記事にて紹介しています!
さいごに
エネファームの設置理由と工事記録を紹介しましたが、いかがでしょうか。
設置した理由は、簡単に言うと「物に釣られた(笑)」というものでしたが、電気代の増加や夫のテレワークによる電気使用量の増加を考えると、まぁいっかという感じです。
また設置工事についても、家によって異なる部分はあると思いますが、参考になればうれしいです。
気になる電気代とガス代は。。!ちょっと長くなったので、別記事で紹介してます。
良ければご覧ください。
あなたの参考になればうれしいです。
他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!