【新築30坪】コンセントの数と配置はこうなった!【数の目安は本当か?】

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こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!

ぱんだはし

ついにコンセントの配置を決めるとこまで打ち合わせ進んだけど、どれくらい配置したら良いの?

といったように、コンセントの数がどれくらい必要で、どのような配置にしたら良いか悩んでいるのではないでしょうか。

わが家は土地面積31.6坪、延床面積29.4坪の30坪ハウスです。

そんな30坪ハウス、新築戸建のわが家のコンセント事例を紹介します。

コンセントを決める際の目安になればうれしいです。

目次

コンセントの種類

まずはコンセントの種類について、軽く紹介します。

コンセントは100V(ボルト)か200V、挿せる数(口数)が普通は2口でその倍数が一般的です。

また、コンセント「1ヶ所」と言うと、普通は、「2口の100Vコンセントが1つある」という意味になりますので、以降でも同様とします。

200Vを使うのは、大きめのエアコンか、電気自動車の充電かという感じなので、あまり意識しなくて良いです。

エアコンのコンセントの話は後で詳しく紹介します。

コンセントの数の目安

コンセントの目安は「2畳につき1ヶ所」と言われたりします。

パナソニックさんがそう言っているようで、1つの基準として良いでしょう。

ですが、本当にそうなのでしょうか?

実際、わが家ではいくつつけたのか、紹介していこうと思います。

家全体のコンセントの配置数

それでは!わが家のコンセントの配置を紹介します。

まずは総数から紹介していこうと思います。

コンセント数(2畳当たり)
1階17ヶ所(34口)(1.11ヶ所/2畳)
2階7ヶ所(14口)(0.49ヶ所/2畳)
合計24ヶ所(48口)(0.81ヶ所/2畳)

「2畳当たり1ヶ所」というのは、1階はほとんどピッタリで、2階はその半分になってます。

全体で見ると、2畳当たり1ヶ所よりかは少なめになっていることがわかります。

この算出方法では、例えば、お風呂の床面積も含めて計算しているので、少し少なめに計算されているとは思います。

ですが、2階は、トイレやクローゼットの面積を入れているくらいで、そこまで大差はないと思います。

この結果から、「コンセントは2畳当たり1ヶ所」というのは、あながち間違えてはなさそうですが、これだけに頼ると、付けすぎることになるかもしれません。

わが家は、「2畳当たり1ヶ所を目安にコンセントを付けよう」という想いはなく、「必要なものを想定して配置してみよう」という気持ちでコンセントの計画をしました。

あくまで、「結果的に」1階は2畳当たり1ヶ所になったりしています。

では具体的にどんな想定・計画をしたのか、次からは各部屋を詳しく見ていきましょう!

リビングのコンセント数と配置

一番気になるであろうリビングのコンセントの数と配置を紹介します。

ここからは、わが家が何のため(=何の家電)に使うコンセントかを考えて配置したかを踏まえて紹介していきます。

この、「何のため」というのが非常に重要だと思いますので、面倒ですが、現在使ってる家電をリストアップすることをおすすめします。

わが家の例を紹介しますので、これらを参考に、家電たちに思いを馳せてください(笑)

それでは、リビングのコンセント数と配置について紹介していきます!

リビングのコンセント数と配置
コンセント数
リビング(LD)7ヶ所(14口)(1.27ヶ所/2畳)

リビング(リビング+ダイニング)は、だいたい11畳で2畳当たり1ヶ所というのと、結果的に近付いてますね。

上の画像内にも書いてますが、想定した家電はこちら!

常に挿しっぱなしの家電たち

常に使う家電コンセント数
テレビ1口
DVDレコーダー1口
TVゲーム(Switch)1口
空気清浄機1口
ルンバ1口
ヒーター(冬のみ)1口
うさぎ用ヒーター(冬のみ)1口
合計7口(3.5ヶ所)

たまに挿す家電たち

たまに使う家電コンセント数
掃除機1口
スマホ充電1~2口
ノートパソコン1口
アイロン1口
その他2口
合計7口(3.5ヶ所)

どうですか?あなたの想定通りな感じですかね?

たまに使う家電は、ありえない気もしますが、すべて同時に使ったとして、その他のコンセント数を調整してます。

なお、エアコンについては後でまとめて紹介します。

キッチンのコンセント数と配置

次に、キッチンのコンセント数と配置を紹介します。

キッチンのコンセント数と配置
コンセント数
キッチン5ヶ所(10口)(2.0ヶ所/2畳)

キッチンは、2畳当たり1ヶ所という目安よりも、かなり多めになってますね!

想定した家電はこちら!

常に挿しっぱなしの家電たち

常に使う家電コンセント数
冷蔵庫1口
炊飯器1口
電子レンジ1口
オーブントースター1口
合計4口(2ヶ所)

たまに挿す家電たち

たまに使う家電コンセント数
掃除機1口
ミキサー1口
ハンドミキサー1口
掃除機1口
その他3口
合計6口(3ヶ所)

キッチンの場合、たまに使う家電同士の使うタイミングが被ることはないと思いますが、一応同時に使ったとして、その他の数を調整してます。

キッチンの横にコンセントがあって、そこも含んでいるので、掃除機という想定があります。

キッチンは家電が多かったりするので、広さの割にはコンセントの配置が多いですね!

洗面室のコンセント数と配置

続いては、洗面室・脱衣室のコンセント数と配置を紹介します。

洗面室脱衣室のコンセント数と配置
コンセント数
洗面室・脱衣室3ヶ所(6口)(1.0ヶ所/2畳)

洗面室・脱衣室は、2畳当たり1ヶ所という目安とピッタリであることがわかります。

それでは、想定している家電を紹介します。

常に挿しっぱなしの家電たち

常に使う家電コンセント数
洗濯機1口〈※2口〉
ガス乾燥機(乾太くん)1口〈※2口〉
合計2口(1ヶ所)〈※4口(2箇所)〉

たまに挿す家電たち

たまに使う家電コンセント数
ドライヤー1口
ひげそり充電1口
合計2口(1ヶ所)

常に使う家電とたまに挿す家電の合計が6口(3ヶ所)となっていません。

これは、洗濯機やガス乾燥機(乾太くん)のためのコンセントは、配置的に、他のために使うことができないためです。

なので、洗濯機やガス乾燥機(乾太くん)の使用コンセント数を<※2口>としています。

ウォークインクローゼットのコンセント数と配置

1階にウォークインクローゼット(WIC)があります。これのコンセント数と配置を紹介します!

ウォークインクローゼットのコンセント数と配置
コンセント数
WIC1ヶ所(2口)(1.0ヶ所/2畳)

ぴったり2畳当たり1ヶ所の目安です。

想定した家電はこちら!

常に挿しっぱなしの家電たち

常に使う家電コンセント数
ルーター11口
ルーター21口
合計2口(1ヶ所)

たまに挿す家電たち

たまに使う家電コンセント数
なし

ウォークインクローゼットのコンセントは、1ヶ所だけで、ネット回線用のルーターのみを接続しています。

たまに、「ウォークインクローゼットでアイロンがけもしたい!」というのを見ますが、わが家は広さ的に2畳なので、想定していません。

アイロンがけはリビングでやるつもりです。

玄関と廊下のコンセント数と配置

1階の玄関と1階と2階の廊下のコンセント数を一気に見てみましょう!

1階の玄関のコンセント数と配置
2階の廊下のコンセント数と配置
コンセント数
玄関+廊下(1階)1ヶ所(2口)(0.22ヶ所/2畳)
廊下(2階)1ヶ所(2口)(0.33ヶ所/2畳)

玄関や廊下のコンセント数はかなり少なめですね。

想定した家電はこちらです!

常に挿しっぱなしの家電たち

常に使う家電コンセント数
なし!

たまに挿す家電たち

たまに使う家電コンセント数
掃除機1口
電動自転車充電1口
合計2口(1ヶ所)

個人的には、電動自転車の充電に気付いたのはファインプレーだと思ってます(笑)

寝室のコンセント数と配置

2階に来ました!寝室のコンセントの数と配置を紹介します。

2畳当たりのコンセント数は、インナーバルコニーの床面積も含めて算出しています。

なお、インナーバルコニーにはコンセントをつけてません。

今思うと付けてた方が、利用の幅は広がったかも?

ですが、インナーバルコニーは結局あまり使うことないので、なくて良かったのかもしれません。

寝室のコンセント数と配置
コンセント数
寝室3ヶ所(6口)(0.46ヶ所/2畳)

寝室は2畳当たり1ヶ所の目安からの半分くらいです。

2階のウォークインクローゼットの面積も入れてますので、少ないのかもしれません。

想定した家電はこちら!

常に挿しっぱなしの家電たち

常に使う家電コンセント数
テレビ?1口
加湿器?1口
合計2口(1ヶ所)

「?」としているのは、将来的に付けるかもしれないという意味で、今すぐには付ける予定はありません。

たまに挿す家電たち

たまに使う家電コンセント数
スマホ充電(寝るとき)2口
掃除機1口
ふとん乾燥機1口
合計4口(2ヶ所)

寝室は寝るときだけなので、あまりコンセント要らないかなーと思い、少なめです。

インナーバルコニーでのんびりするときに、おしゃれにするために音楽かけるかも??でもスマホで十分かもしれません(笑)

子ども部屋のコンセント数と配置

次は子ども部屋です。

娘がなに使うかは、大きくならないとわからないので。。ほんと想定ですが(笑)

子ども部屋のコンセント数と配置
コンセント数
子ども部屋2ヶ所(4口)(0.67ヶ所/2畳)

2畳に1ヶ所という目安よりも、少なめですね。

想定した家電はこちら!

常に挿しっぱなしの家電たち

常に使う家電コンセント数
テレビ1口
ノートパソコン1口
合計2口(1ヶ所)

たまに挿す家電たち

たまに使う家電コンセント数
掃除機1口
ゲーム?1口
合計2口(1ヶ所)

正直、子どもがこれからどんな家電を部屋に置くかわからないので、想定すらできてない感じです。

ただ、昔の私を思い出すと、これくらいだったような。。?気がします。

まぁ、元も子もないですが、最悪はタコ足配線を使えばなんとかなる!(笑)

余り部屋のコンセント数と配置

実はわが家は部屋が余ってます。

3人家族で寝室+2部屋あるので、微妙なポジションの部屋があります。

夫婦いずれかの書斎だったり、子どもの遊び部屋だったり、色んな用途に使われるので、特に決まった家電はありません。

なので、ここでは全体のコンセントの個数だけ紹介します。

余り部屋のコンセント数と配置
コンセント数
余り部屋2ヶ所(4口)(0.67ヶ所/2畳)

2畳当たり1ヶ所の目安よりも少し少なめですね。

この部屋を余分に作るというアイデアは結構気に入ってます。

コンセントが多くて困ること

新築時には、コンセントを1か所(2口)増やすのに、5千円でした。

ですが、リフォームで追加するのは数万するようです。

これを知ったとき、「とりあえずコンセント付けちゃおう!」と思い、一時コンセントだらけになりました(笑)

ですが、結局必要な分だけ、しっかり考えて付けました。

では、コンセントが多すぎて困ることはあるのでしょうか?

コンセントが多すぎて困ること
  1. シンプルにお金がかかる
  2. 生活感が出る(ややおしゃれじゃなくなる)
  3. 家具を壁とぴったりくっつけたいときに邪魔

これくらいでしょうか?正直、あえて困ることを考えたくらいです。

ぱんだはし

コンセントは多くても困らなさそうだね!

そうなんです。

「付けようかどうか迷う」程度なら、付けた方が良いと思います。ですが、、

「なんか良くわからんけど安いし付けちゃえ!」というのは、もったいない気がします。

冷静に考えてください?5千円ですよ?

まぁまぁ良いもの食べれますよ?(笑)

マイホーム計画のときには、マイホームハイ(そんな言葉あるのか知らないですが(笑))になり、オプションの金額が大したことなく見える病にかかります。

ですが、冷静に考えることも大事ですね。

なので、わが家でも実践した「必要な家電などを想定して、コンセントの数と配置を考える」というのがベストです。

エアコンのコンセントについて

エアコンのコンセントについては、別記事にて紹介してます!

こちらをどうぞ!

さいごに

コンセントの数と配置について、30坪ハウスのわが家の例を紹介しました。

噂では、「2畳当たり1ヶ所(2口)のコンセントが目安」と言われています。

30坪(=60畳)のわが家は、総コンセント数が24ヶ所(48口)でした。

2畳当たり0.81ヶ所なので、まぁまぁ良い線かもしれません。

ですが、この目安だけに頼らず、必要な家電を考えた上で、かけ離れていれば、リストアップした家電を見直すくらいの気持ちで、目安を見た方が良いと思います。

あなたのコンセント計画の参考になればうれしいです。

他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!

コンセント数と配置

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