こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
玄関の上がり框の高さってどれくらいがいいの~?
玄関で靴を置く部分から、スリッパや素足になる部分の間に段差があると思います。
これを上がり框(かまち)と呼んでいて、家に上がるための横木(=框)のことです。
これの高さをどれくらいにするかで、わが家は地味に悩みました。
この上がり框の高さについて、紹介していきたいと思います。
わが家の上がり框
早速ですが、わが家の上がり框を紹介します。
この画像に示す箇所が上がり框ですが、わが家の場合、この高さは18cmです。
一般的な戸建ての上がり框の高さは、15~20cmなので、同じくらいです。
ちなみに、マンションのような集合住宅は5cm程度のところが多いようです。
わが家が前に住んでた賃貸アパートの上がり框は、5cmもないくらいで、ほぼフラットでした。
高さ18cmの使い勝手
わが家の上がり框の使い勝手を紹介していきます。
まずは、靴を履くときです。
靴を履くときに立ったまま履こうとすると、高さがそこまで高くないので、普通に履けます。
運動靴なんかは気にせず、ズボッと靴に足を入れることができるので、立ったまま履けて便利です。
これが、上がり框が高すぎるとふらつきそうで、それがないということはちょうど良い高さです。
続いて、座って靴を履くときです。
夫(身長170cm)が座ると、足が結構縮まるので窮屈ですが、履けないということはまったくありません。
座って履くにはもう少し高くても良いと思います。
一方、子どものことを考えると、5歳の娘はちょうど良い高さのようで、座って履くのにちょうど良さそうです。
ホコリは来ないか
わが家の上がり框高さ18cmの場合、ホコリやチリが来るかというと、ほとんど来てないように思います。
玄関のタタキ部分には、結構な土ぼこりがありますが、それが上がり框を越えて入る様子はありません。
賃貸時代の2~3cm程度の上がり框ですらも、そこまで土ぼこりが来ていると思ったことはなあので、大丈夫だと思います。
土はある程度重さがあるので、浮き上がってまでは来ないみたいですね。
ただ、賃貸時代はやっぱりちょっとホコリっぽくなっていたので、戸建てくらいの高さ、わが家くらいの高さの上がり框はあった方が良さそうです。
上がり框を高くするメリット
上がり框を18cmよりも高くする場合、どのようなメリットがあるのか紹介します。
デメリットとしては、上がるのが大変になるというのは、想像しやすいと思います。
上がり框を18cmよりも高くするメリットは主に1つで、「腰掛けにできる」というところです。
玄関で来客に腰かけてもらってゆっくりとおしゃべりをする。というのをしたいのであれば、上がり框は高めにして、座れるようにするのが良さそうです。
ですが、なかなか現代でこの光景は見ないと思います。
なので、上がり框を18cm、あるいは一般的な20cmよりも高くするメリットは、あまりないように思います。
上がり框を無くすメリット
それでは逆に、上がり框を無くす場合はどうでしょうか。
デメリットとしては、もちろんホコリが舞い込みやすくなるというところです。
メリットはというと、玄関と廊下との境目がなくなり、非常にスッキリとした印象になります。
というより、玄関が無くなるようなイメージですね。
戸建てでは少なさそうですね。
靴を脱がずに過ごすアメリカンスタイルになりそうで、わが家としては、絶対に靴を脱いでゆったりしたいので、採用はしません。
家はおしゃれがうれしいですが、いきすぎると落ち着かなくなりますよね。。
というわけで、わが家は一般的な上がり框の高さに落ち着きました。
ちなみに、前に住んでいたマンションが上がり框が無いようなフラットな玄関でした。
やはりフラットな玄関では、ほこりや砂が室内に入ってきてしまうのと、座って靴を履くのは体勢がきつくなるので、わが家としてはあまりおすすめしません。
見切り材が真鍮製っぽくてスッキリしているのは良いんですけどね~。
上がり框のデザイン
続いて、上がり框のデザインを紹介します。
大きくわけて、形状と素材にわけることができます。
わが家の場合は、形状は直線で、素材は床材と同じ木材です。
直線を斜めにしてみたり、カーブにしてみたりするとデザイン性は上がりますが、使い勝手は若干悪くなります。
もちろん、間取りによっては、斜めにしたり、L字にせざるを得ないこともあります。
また、素材については、玄関のタタキと同じとするか、床材と同じにするかのどちらかが一般的と思います。
そして、床材と同じとする方が、コスト的には安いと思います。
玄関と同じ素材を持ってくると、その素材と床材の境目に見切り材が必要になるので、その分費用がかさみます。
玄関と同じ素材にできるとかっこいいですが、その際は、玄関のタタキに使える素材が限られてきそうです。
わが家のような素材では、ざらざらしすぎてて、上がり框を上がったところには使いにくそうです。
わが家のような上がり框が無難に誰でも使いやすいものになっており、飽きも来ないので良いかなと思います。
もっとデザイン性を上げたい!というのであれば、建築士さんにアイデアをもらうと面白はずです。
ちなみに玄関たたきがザラザラなのは、玄関の外側と同じにしているためです。
玄関手すりは必要か
上がり框が高くなると、玄関に手すりがほしくなります。
若い頃は良いかもしれませんが、歳を取ると手すりは必須になりそうです。
わが家の18cmの高さの上がり框でも、手すりがほしいなと思うことは多々あります。
実際、靴を脱いで上がるときに少しよろけて、壁に手を当てることは良くあります。
このときに、手すりがあれば良かったなと思います。
わが家の場合、手すりがあった方が良いかもと思いつつも、将来的にリフォームするときでいいや。と思って付けませんでした。
ですが、若いからといっても、あった方が助かるときもあるので、できればはじめから手すりを検討しておくことをおすすめします。
さいごに
わが家の上がり框の高さなどについて紹介しましたが、いかがでしょうか。
18cmという高さは、いわゆるフツウの高さですが、この高さが無難で、誰でも使いやすくてちょうど良い高さなのだと思います。
多くの人が使って納得するものだからこそ、残っているのですね。
ちなみにマンションの上がり框が低いのは、高くするとそのかさ上げ分の費用がかさむからというのが、大きな理由の1つだと思います。
対して戸建ては、地べたの基礎からある程度高くしないと、湿気などで家の劣化が早くなるので、床面は高くなります。
これに合わせるように玄関高さ・上がり框高さを設定できるので、わりと融通がききます。
この理由を見ると、マンションでも上がり框は高めにしたいようですね。
わが家でも、マンションのイメージがあったので、建築士さんに、「上がり框をできるだけ低くしたい」と伝えると、その提案はあまり聞いたことないと言われました(笑)
やっぱりある程度高い方が良いようです。
あなたの参考になればうれしいです!
わが家の玄関の広さについては、以下の記事で紹介していますので、良ければどうぞ!
他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!