こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
わが家は土地31.6坪、延床面積29.4坪の30坪ハウスです!
そんなわが家は、インナーバルコニーを採用しました。
インナーバルコニーを採用しようか迷っている方に、わが家が採用した理由や、使用感を紹介したいと思います。
インナーバルコニーの良かった点
早速ですが、インナーバルコニーを採用したいと思った、良かった点(メリット)を紹介していきます。
- 屋根があるので、バルコニーでゆったりできる
- 外観がスッキリして、おしゃれになる
- 雨が頻繁にかからないので、掃除の手間が減る
これらについて、順に解説していきます。
インナーバルコニーの良かった点① ゆったりできる
わが家は、インナーバルコニーを2坪としたので、通常のバルコニー(だいたい1.5坪くらい)よりも少し広い間取りとしました。
通常のバルコニーは張り出してる長さ、つまり、バルコニーの奥行きは90cmで、幅が3.6mのが多かったりします。
一方わが家は、インナーバルコニーの奥行きが1.45mで、幅が3.6mです。
こうすることで、少しゆったりできるので、インナーバルコニーにちょっとイスを置いて風に当たれたりできます。
普段は布団干すくらいしか使わないと思いますが、このちょっとしたゆとりがお気に入りです。
インナーバルコニーの良かった点② おしゃれ外観
インナーバルコニーではなく、普通のバルコニーは家から出っ張る構造になっています。
こうすると、家がデコボコしてしまうので、あんまりおしゃれに見えません。
ですが、インナーバルコニーの場合、家の一部を切り抜いたようなるので、家はデコボコに見えません。
以下の本によると、「基本的には直方体からはじめて、そこから引き算する方がきれいだ」的なことが書かれており、インナーバルコニーの例もあげられています。
イマ風のおしゃれな外観にしたいなら、絶対インナーバルコニーです!
インナーバルコニーの良かった点③ 掃除の手間が省ける
先ほども言いましたが、普通のバルコニーは出っ張っているので、雨が入り込みやすいです。
たとえ、屋根の庇(ひさし)があったとしても、そこまで長くないので、雨は入り込んでしまいます。
そうすると、バルコニーが汚れてしまい、いざ使う時にはまず掃除をしなければいけません。
このことからバルコニーは徐々に使わなくなっていき、「バルコニーはいらなかった」という内容をインスタでよく見かけます。
ですが、インナーバルコニーの場合、屋根があるので、あまり雨は入ってきません。
なので、インナーバルコニーは、通常のバルコニーとくらべると汚れにくくなります。
これによって汚れる頻度は低くなり、利用頻度が上がるというのは良い点であると思います。
インナーバルコニーで後悔した点
インナーバルコニーでこうすればもっと活用できたかもな~ということを紹介します。
- エアコンの室外機を考えていなかった
- インナーバルコニーの床材を変えていたら良かった
- ちょっと中途半端な広さだったかも
- ライト付けた方が良かったかも
- 水栓やコンセントを付けた方がより便利に
後悔ポイント多いですね(笑)
順に解説していきます。
インナーバルコニー後悔ポイント① エアコンの室外機の位置
先ほど紹介したように、わが家のインナーバルコニーは寝室の隣にあります。
そして、インナーバルコニーには、寝室のエアコンの室外機が置かれています。
そうです。この位置をすっかり忘れていました。
おそらく、インナーバルコニーには、隣接した部屋のエアコンの室外機を設置する確率が非常に高いと思います。
特にインナーバルコニーは2階なので、わざわざ室外機をインナーバルコニーに置かずに1階までおろすことはしないと思います。
そして、この室外機が意外と邪魔。。
この位置がわかったところで対処法は難しいのですが、その分面積が減ることに注意してください。
イスを2つとテーブルも並べられるかな~と思ったら、室外機があって無理でした。。
というわけで、実はわが家は、まだあまりインナーバルコニーを活用できていません。
他のところを整えるのにお金使ってて、後回しになってます(笑)
というわけで、エアコンの室外機の位置も考慮して、インナーバルコニーの家具の配置を考えることをおすすめします。
インナーバルコニー後悔ポイント② 床材
わが家のインナーバルコニーは、良くあるコンクリートっぽい床になっています。
1階に水漏れしないように、防水加工が必要で、それがやりやすい素材なのでしょうが、もうちょっときれいな見栄えの床材にすれば良かったなと思います。
なんとなく無機質のコンクリでは、優雅な気分に浸れないので。。
(全面コンクリとかならおしゃれ感出ますが、床だけだと・・・)
例えば木目調のものにしたり、ウッドデッキ的な感じにしたり、そうしておけば、よりインナーバルコニーを活用できたかもしれません。
人工芝なんかも良いですよね~。
ホームセンターでも売っているので、いつか試してみても良いかなと思ってます。
インナーバルコニー後悔ポイント③ 広さ
先ほど紹介した通り、わが家のインナーバルコニーは2坪です。
通常のベランダよりかは広いので、布団干したりするのは楽々で良いのですが、なんとも微妙な広さだな~と感じるときがあります。
(ちなみに洗濯物はほぼすべて乾太くんで、乾燥機がダメなものも1階で部屋干しなので、干すのは布団くらいです。)
ゆったりと遊ぶには少し広さが足りない、でも布団を干すには少し広すぎる。
ちょっとしたイスを置いたりはできるので、楽しむことはできるのですが、思い切ってもう少し広くした方が、より活用できるかと思います。
といっても、プール遊びをしたり、テントを広げたり、、なんかは、奥行きが3mくらいいりそうなので、今の倍くらいのサイズ(4坪)は必要そうです。
そう思うと、わが家のような30坪ハウスでは厳しいのですが。。
なので、上を見たら限りは無いですが、もう少し広い方が使い勝手は良いかもしれません。
それかいっそのこと、もう少し小さくして、寝室など居室空間を広げるのも良かったのかもしれません。
インナーバルコニー後悔ポイント④ ライト
インナーバルコニーの天井に、ダウンライトを付けることができますが、わが家はそれをやめました。
建築士さんからも提案ありましたが、断ってしまいました。
この時点で、なんとなく、インナーバルコニーの使用頻度は落ちる運命にあったんですね(泣)
計画当時は、「寝室からの光があるから大丈夫だろう」と思っていました。
確かにその通りで、寝室の光があれば夜でもなんとかなりますが、ダウンライトがあった方がおしゃれ空間を演出できますし、夜を楽しめそうです。
インナーバルコニー後悔ポイント⑤ 水栓やコンセント
水栓やコンセントがあった方が便利だな~と思いました。
実は計画当時から気づいてはいたのですが、「そこまで利用頻度多くないだろうからやめておこう」と考えて、やめてしまいました。
プールをするくらいの広さなら間違いなく付けたでしょうが、そこまで広くないので、わが家はやめました。
ですが、水栓があれば、掃除もしやすいですし、ガーデニングするなら非常に便利です。
なので、水栓、しかもお湯が出る水栓(混合水栓)があればなお良し!ですね。
またコンセントは、BBQ的なことをするには必要ですし、そこまで大掛かりじゃなくても、ホットプレート使うのにも必要だったりします。
その他にもいろんな用途ができるので、コンセント一つあれば、インナーバルコニーの使い道の幅がグッと広がると思います。
わが家の場合は、「隣の寝室のコンセントを使ったら良いのでは?」と考えてしまい、コンセントを付けませんでした。
後で付けるのは大変なので、、値段も見ながら検討すれば良かったなと思います。
(わが家は金額を見る前から不要と決めつけてしまいました)
インナーバルコニー後悔ポイントのまとめ
インナーバルコニーの後悔ポイントを紹介しましたが、勘の良い方なら気付いたかもしれません。
そうです。全体的に、インナーバルコニーを中途半端なつくりとしてしまったなと思います。
使うつもりなのか使わないつもりなのか、、何とも言えないインナーバルコニーが出来上がってます(笑)
わが家はちょっとイスを並べて月を眺めるくらいで良いんです!(強がり)
まぁそれもまだやってないんですけどね。
もう少し広く・便利にしておけば、気合い入れて物を置いたりするのですが、、残念ながら後回しにしております。
というわけで、しっかり用途とにらめっこして、計画することをまずはおすすめします。
そのうえで、わが家の後悔も参考にしていただければ嬉しいです。
インナーバルコニーを極限まで削ってしまうという思い切りも重要なこともありそうです。
インナーバルコニーをおすすめできない人
ここからは、インナーバルコニーをおすすめできない人(デメリット)を紹介していきます。
以下にその特徴を紹介します。
- 居室をできるだけ大きくしたい人
- 居室に入る自然光を最大限にしたい人
それでは順に解説していきます。
インナーバルコニーおすすめできない人① 居室大きくしたい人
インナーバルコニーは通常のバルコニーと違い、出っ張っていません。
つまり、本当は居室として使える部分を、一部削って、インナーバルコニーを作っています。
したがって、居室に使える空間が、インナーバルコニー分減ってしまいます。
居室をできるだけ広く取りたい!という方には、インナーバルコニーはおすすめできません。
わが家の場合、「だからと言って通常のバルコニーを付けるかというと、、使わなくなりそうなものを付けるのは嫌で、バルコニーを一切なしにするかというとそれもなんとなく嫌で、、それなら、いっそインナーバルコニーを付けよう!」ということで、インナーバルコニーにしました。
インナーバルコニーおすすめできない人② 自然光を最大限取り込みたい
繰り返しになりますが、インナーバルコニーには屋根があります。
つまり、通常のバルコニーと異なり、屋根の端部から居室までが遠ざかります。
そうなると、居室への採光(自然光の入る量)が減ってしまいます。
なので、バルコニーを付ける部屋への採光をできるだけ多くしたい場合は、インナーバルコニーは不向きと言えます。
わが家の場合、インナーバルコニーは寝室にあるので、寝室にいる時間帯を考えるとそこまで採光はいらないかなと思い、インナーバルコニーとしました。
ただ、寝室の窓が東向きにあるので、朝日の角度的に余裕で陽の光が入ってきます(笑)
なので、窓の向きが東向きで目の前に高い建物が無い場合は、特に気にする必要はなさそうです。
南に向きの窓の場合は、日が高くなっていることから、先ほどのイメージ画像のように寝室は、通常のバルコニーとくらべると暗くなるかもしれませんが、あまり気にするほどではなさそうです。
インナーバルコニーをおすすめする人
では、良かった点とおすすめできない人を考慮すると、以下に当てはまる場合は、インナーバルコニーをおすすめできます。
- バルコニーをできるだけ利用したい人
- 外観をおしゃれにしたい人
- 居室が少し狭くなっても問題ない、かつ、採光が減っても問題ない人
わが家の場合は、すべて当てはまるので、めでたくインナーバルコニーを採用しました。
豪華なインナーバルコニー
わが家の場合は2坪という少し狭いインナーバルコニーですが、中には、インナーバルコニーを大きく取って、2階に庭があるかのような間取りにしている人もいます。
その事例を紹介します!
(わが家もこれくらいできたら良かったけどなー。。30坪ハウスでは無理でした(笑))
豪華なインナーバルコニー例① 開放的なビュー
外の景色をうまく活用したインナーバルコニーです。
インナーバルコニーがとても開放的になってますね!
さらに、開放的な窓を使い、居室とインナーバルコニーで同じ色合いの床材を使うことで、居室とインナーバルコニーがひと続きであるような作りとなっています。
すごいですね~。うらやましいです!
豪華なインナーバルコニー例② 柵で囲む
インナーバルコニーを柵で囲むことで、半分外・半分中のようなインナーバルコニーとなっています。
こんなところでプチアウトドアができると楽しそうですね・・!
居室とインナーバルコニーの床の色が大きく異なるので、空間をきっちり分けているようですね。
ちなみに、この画像はもしかしたら1階かもしれません。
豪華なインナーバルコニー例③ キャンプだホイ
2階のインナーバルコニーでキャンプができちゃう!?というような作りになってます。
床だけでなく、天井まで木目調のデザインとなっているので、自然の中にいるような雰囲気を味わえますね。
こんなのあれば、毎日バーベキューですかね(笑)
さいごに
インナーバルコニーの良かった点から、おすすめできない人、さらには豪華なインナーバルコニーまで紹介してきました。
インナーバルコニーをどうしようか悩んでいる方の参考になればうれしいです。
他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!