こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
真夏や真冬に、床からきしむ音が出る経験はないでしょうか。
私の賃貸時代は、まさに真冬に床がきしむようになります。しかも、キッチン回りだけ。
実はそれ、床下点検口(床下収納)が原因なのです!(ってダイワハウスの人に言われました。。)
(画像はタップで拡大するよ!以降同様だよ!)
え!?そうなの!?点検口もそうだけど、床下収納って普段使ってないんだよねー。
床下収納って最初は意気揚々と備蓄用のお米とか収納しちゃうのですが、年齢を重ねるにつれて、その出し入れがつらくなってきてます(泣)
なので、賃貸時代のわが家も床下収納は使わなくなりました。。
これらのことから、床下点検口(床下収納)って、目立たないとこでいいのでは??という考えにいたり、実際そうしました。
わが家の実例を踏まえながら、床下点検口のベストな場所を紹介していきます!
ちなみに、わが家は土地面積31.6坪、延床面積は29.4坪の30坪ハウスです。
あなたの参考になればうれしいです!
以降、床下点検口は床下収納の機能も兼ねていることがほとんどですが、単に「床下点検口」と記載します。
床下点検口のベストな場所
さて、早速ですが、わが家の場合の床下点検口のベストな場所(位置)を紹介します!
床下点検口は、水回り(キッチン・洗面所・お風呂など)から近い位置にする必要があります(詳しくは後述します)。
また、パイプスペース(間取りの図面上はPSと描かれてることが多いです)からも近い方が良いでしょう。
だから初期の位置はキッチンとか洗面所が多いのか!
ちなみに、わが家の担当した建築士さんが言うには、配置が良くないと、床下点検口が増える可能性があるとのことなので、担当の人に良く確認してください。
そんな中、わが家はどこに床下点検口を配置したこと言うと。。。こちら!
(画像はタップで拡大します!以降同様)
1階にちょっとした収納があるのですが、この部分に配置しました。
扉を閉めれば普段は見えませんし、壁で囲まれているから下手にたわんだりしない!
床下点検口があるからといって、その上に何も置けないわけではないので、カラーボックスを置きまくっています(笑)
キャスター付きのものにしておくと、いざというときに、床下点検口をすぐ開けられそうだなーと思ってますが、もう気にせず置いてます。
使用し始めて半年以上経っていますが、まったくきしんでいないので、わが家的にはベストな場所だと思っています。
床下点検口は、キッチンでもなく、洗面所でもなく、収納に隠すというのがベストな場所だと思います。
1階にウォークインクローゼットやファミリークローゼットなどを設置する家が多くなってきているので、それらの場所に配置するのが良いのではないでしょうか。
ここからは余談というより自慢ですが。。(笑)
この床下点検口、水回りやパイプスペースと近いですよね。はじめは奥にあるウォークインクローゼットの階段下の収納のところに、点検口を設置しようと思ってました。
ですが、水回りやパイプスペースと遠くなってしまうのと、1階の対角の箇所(リビングの窓側付近)まで遠いので、途中で点検口をもうひとつつけないといけないかなーと思い、今の場所にしました。
この位置をひらめいたときは、建築士になれるかも!と思ったとか思わなかったとか(笑)
なぜ床下点検口のせいで、床がきしむのか
冒頭でもお話ししましたが、床下点検口のせいで、床がきしむことがあります。
本当にそうなの?と思われる人は、ぜひ、床下点検口の回りを踏んでみてください。
きしむ音が出る出ないは置いておいて、少なからず、たわむ(沈んだ感じになる)と思います。
たわんだときに、床板同士がこすれたりすることで、きしむ音が生まれてしまいます。。
そして、床下点検口の回りだけでなく少し離れたところを踏んでもきしむ場合があります。
それは、温度変化によって、床板が延びたり縮んだりしたからです。
家を建てたときが夏だとすると、材料が延びた状態で家を建てます。
その後、冬になると、逆に板が縮むので、それによってたわみやすくなるのです。
(細かい話をすると、床を支えるために突っ張り棒みたいなものが床下にはあるのですが、それの高さ調整が、気温によってうまく調整できない状態になって、たわみやすくなってしまいます。)
少し難しい話をしましたが、要は、床下点検口という穴が空いていることで、たわみやすくなってる。ということです。
ということは、床下点検口の位置はけっこう大事であることがわかります。
床下点検口の意味と一般的なサイズ
床下点検口って何のためにあるんだろう?というのを紹介していきます。
これがわかると、実はどこでも置ける、というわけではないことがわかると思います。
床下点検口は、その名の通り、床下を点検するための穴です。
たとえば、配管とか配線とかで、漏水とか漏電とかしてないかを確認できます。
この床下点検口は、「長期優良住宅」を認定するためには、設置が必要です。
長期的にメンテナンスをして、家を長持ちさせようと思うなら、床下点検口は必須となります。
長期優良住宅を認定してもらうかしないかに関わらず、床下点検口はあった方が良いものでしょう。
ですが、あくまで点検のためのものなので、頻繁に開け閉めはしない(頻繁に開けられるような場所にはしなくても良い)となります。
要は、いざというときに、開けれたらオッケーです。
床下点検口のサイズ
床下点検口のサイズは、一般的に30cm×30cm、45cm×45cm、60cm×60cmのいずれかになります。
特に床下収納を兼ねる場合は、45cm×45cmか60cm×60cmが多いようです。
実際、わが家の床下点検口は60cm×60cmとなっています。
わが家の場合収納には使いませんが、別にサイズを小さくする意味もなかったので、60cmx60cmにしています。
サイズが大きい方が点検もしやすいので、家の状態をより適切に判定できると思います。
ただし、床下点検口の大きさはハウスメーカーによって異なるみたいなので、要確認です。
さいごに
床下点検口について、わが家的に最適な場所を紹介しましたがいかがでしょうか。
神は細部に宿るという言葉があるように、こういった細かいこだわりが、日々の生活の質を爆あげしてくれます。
床下点検口の意味やサイズ、そして、それらを踏まえたベストな場所を、わが家の実例を踏まえて紹介しました。
脱衣所に床下点検口があり、その上に珪藻土マットを置いていたらマットが割れたという話も聞いたことがありますので、配置する場所は要注意ですね。
ぜひ、あなたもベストな床下点検口の場所を探し当ててください!
わが家としては、収納の中に隠してしまうのがベストな場所だと思いますよ!