こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
auじぶん銀行って住宅ローンどうなのー?ネット銀行だから良くわからなくて。。
わが家は最終的にauじぶん銀行で、住宅ローンを契約しました。
ここでは、auじぶん銀行の住宅ローンについて紹介するとともに、契約までの流れなんかも紹介します。
auじぶん銀行にしようか迷っている人の参考になればうれしいです。
auじぶん銀行の住宅ローン
まずはauじぶん銀行について知ってもらうために、いくつか特徴を紹介します。
金利
みなさん1番気にする(ですよね?)金利ですが、auじぶん銀行はかなり金利が低いです。
ネット銀行は総じて金利が低い傾向にあり、だいたい0.38%~0.41%くらいですが、auじぶん銀行は0.389%でした(2022年3月適用金利)。
そして、auじぶん銀行の住宅ローンは条件を達成すると、最大で0.1%の金利が下がるという驚きぶり。
その条件とは、2つあって、
- auのスマホの契約(UQモバイルやpovoは不可)で0.07%金利が下がる
- じぶんでんきの契約で、0.03%金利が下がる
これらの合計で0.1%金利が下がります(金利が下がることを金利が優遇されると言うみたいです)。
ちなみに、どちらかだけ適用するということができますし、実際、わが家はじぶんでんきで金利を0.03%下げました。
また、途中でスマホや電気の解約をすると、金利の優遇がなくなるだけで、違約金のようなものはありません。
なので、利子が多い最初の方だけ金利を優遇してもらって、後で別のスマホや電気に乗り換えるという作戦もできます。
ちなみに、わが家は”絶対に”じぶんでんきから他の電力会社に乗り換えるつもりです。
そもそも電気料金が割高なのもありますが、あることがあって、正直、根に持ってます(笑)ですが、それは別の話なので割愛します。
少し脱線しましたが、金利を0.1%下げれるとなると、どこの銀行よりも金利は低くなります。
ただし、auのスマホ代は格安スマホと比べると高くなるので、格安スマホの人がわざわざauのスマホを契約するのは、ちょっと注意が必要です。
意外と金利が優遇されても、お得にならないかもしれません。
団体信用保険
住宅ローンを組む場合、基本的に団体信用保険(いわゆる団信)に加入します。
そして、保障を手厚くするごとに、金利が上がるのが通常です。
最低限の団体信用保険、つまり、死亡時に全額免除というのは、標準で付いているところが多いです。
そして、ネット銀行で多い気がしますが、がんにかかった場合50%免除というのが標準で付いていたりします。
auじぶん銀行の場合、死亡時+がん50%が標準で付いています。
わが家の場合、がん保険や医療保険に入っているので、団信を手厚くしたいとは思いませんでしたので、この保障で十分です。
しかも、三井住友銀行などの大手銀行では死亡時の団信のみのところ、auじぶん銀行ではがん50%までついてきます!
しかも、金利はauじぶん銀行の方が低いのに!
さすがネット銀行です。
融資手数料
ネット銀行の場合、保証料というのがない代わりに、融資実行手数料として、借入金額の2.2%が取られます。
auじぶん銀行も借入金額の2.2%です。
これが結構大きいのですが、例えば3,000万円借りるとすると、66万円必要になります。
そして、借りるときに払わないといけないので、厳しいかもしれません。
ですが、この手数料もローンとして組めるので、それを利用する手もあります。
しかし、借入金額が多くなるので、利子も増えてしまいますし、毎月の返済はちょっと辛くなります。
その他にかかった費用としては、特にありませんでした。
たまに、事務手数料として33,000円かかる銀行もありますが、auじぶん銀行は不要でした。
というよりも、auじぶん銀行の場合、「事務手数料」として、借入金額の2.2%が必要という表記になってます。
実際に、これ以上の費用は請求されませんでした(もちろん登記費用は別ですよ!)。
繰上返済
住宅ローンの繰上返済を考える人は多いと思います。
最近のネット銀行では、ほぼ手数料がかからなくなっていて、auじぶん銀行でも、やっぱり手数料がかかりません。
しかも、全額返済の場合でも、変動金利の場合は手数料がかからないので、素晴らしいと思います。
しかもしかも!繰上返済の額は1円以上で、1円単位でできるので、すごい便利ですね。
利便性
わが家の場合、auじぶん銀行は住宅ローンのために銀行口座を開きましたが、メイン口座に変更しました。
それは、わが家の元のメインバンクだった三井住友銀行よりも利便性が高いと思ったからです。
住宅ローンを契約している場合、以下の優遇が受けられます。
- ATM入金→無限に無料
- ATM出金→月10回無料
- 他行振り込み→月10回無料
これだけ無料回数があれば、24時間いつだって、手数料を取られることなんてありません。
じぶん銀行の場合、三菱UFJ銀行のATMか、セブン銀行ATMなどのコンビニATMで取引できるので、三井住友(というより従来の大手銀行)よりも断然便利です。
じぶん銀行のデメリット
正直言って、じぶん銀行のデメリットは特にありません。
人によっては、デメリットに感じるかも?という内容を以下にあげました。
- ネット銀行だからなんか不安
- 通帳無いの辛い
こんなとこでしょうか。
「なんか不安」というのを感じる人はまだ多いかもしれませんが、何が不安なのでしょうか?潰れるから?
そう思っている方は預ける額を1,000万円以下にすれば良いと思います(銀行が潰れても預金の1,000万円までは返ってきます)。
「通帳がない」というのも、スマホのアプリでいつでも残高がわかるので、通帳はないですが、そもそも必要ありません。
というわけで、個人的には、金利の低いネット銀行を選ぶべきだと思います。
ちなみに、なぜネット銀行の方が、大手銀行よりも金利を安くできるかというと、ネット銀行には実店舗が無いからです。
実店舗がないおかげで、店舗の維持費や人件費を大幅に削れるので、大手銀行よりも安くなるという結果になります。
じぶん銀行に住宅ローンを申込んでみた
さて、ここからは、わが家が住宅ローンを実際に借りるまでの手続きなどを時系列を追って紹介していきます。
興味のある方は是非ご覧ください。
大まかなスケジュールはこんな感じです。
- 仮審査
- 本審査
- 司法書士面談
- 住宅ローン借入
それでは、これに沿って紹介していきます。
じぶん銀行 住宅ローンスケジュール①仮審査
まずは仮審査です。
これは簡単で、10分くらいもあれば入力できました。
途中で、”キャンペーンコード”というのが出てきて、「え?そんなの知らない!?」となりましたが、何かあったんでしょうか?
結局、何も入力せずに仮審査しました。
じぶん銀行が、建築会社の提携銀行とかなら何かあるんですかね?
この仮審査ですが、わが家の場合、1/12(水)にしたら、1/14(金)に結果がでました。
何というスピード!
ですが、ネット銀行なら仮審査はだいたいこれくらいのスピードでした。
仮審査では、借入金額や金利(0.389%)、借入期間(35年)は、すべて変更なしで通りました。
その他の借入金額という欄があります。わが家の場合は車のローンが無いので、0円としました。
ですが、調べると、スマホの本体代金の分割払い(割賦契約)はローンだという記事も見かけます。
銀行によって、基準は異なるかもしれませんが、じぶん銀行に聞いたところ、「スマホの割賦契約はローンとしては含みません」という回答でした。
じぶん銀行 住宅ローンスケジュール②本審査
仮審査が終われば、大量の書類の提出が必要です。
どこもそうだと思いますが、なかなかの量を提出しないといけないので、建築会社と協力して頑張りましょう。
提出は基本的にネットが便利です。
わざわざコピー取らなくても良いので、お金かかりませんし、早いです。
ですが、わが家の失敗点は、建築請負契約書など、頑張って写真を撮って提出したのですが、めちゃ大変でした(笑)
「押印してあるやつだから、写真で撮ろう」という、いま思うと謎理論を展開していました。
スキャンデータがあれば、pdfでまとめてアップロード(提出)できるので、建築会社さんから、スキャンデータをもらいましょう。
さて、必要書類をすべて提出すれば、あとは結果を待つだけ!
わが家の場合、1/15(日)に本審査の依頼をして、2/3(木)に本審査の結果がきました。
仮審査同様に、借入金額、金利、期間ともに変更なし(減額なし)で審査通りました。
正直、ここが審査通らなかったつらかったので、うれしかったです。
(実は、PayPay銀行は本審査落ちました。その話はまた別の機会に)
ちなみに、本契約をするときには、じぶん銀行の口座が必要です(当たり前か(笑))。
本来は、「本審査のときに銀行口座開設しといてね」と言われますが、ここまで引っ張ることもできます。
実際、わが家は本審査に通ってから口座開設の申請をしました(本審査落ちたら、口座開設の意味ないので)。
わが家の場合は、時間に余裕があったので、その作戦ができましたが、借入日まで日にちがない場合は、あらかじめ口座開設しておきましょう。
書類提出のときに、「検査済証」というのも提出が必要でした。
ですが、引き渡しどころか完成もまだ先だったので、検査済証はありませんでした。
もちろん、だいたいの人がこの状況なので、提出は後でも良くて、借入日(引き渡し日)の2~3営業日前までに提出すればオッケーです。
忘れないように、カレンダーにメモしておきましょう!
じぶん銀行 住宅ローンスケジュール③ 司法書士面談
本審査が終わって、契約の意思を伝えれば、司法書士の面談に移ります。
(ちなみに、本審査の結果を見て、断ることもできます)
司法書士はじぶん銀行が提携している(承認している)司法書士に限定されます。
建築会社さんの意向で、司法書士のいる税事務所を指定されたので、じぶん銀行にそれを伝えました。
通常は、「じぶん銀行が適当に司法書士を選任→面談」という流れのようですが、わが家の場合は、「じぶん銀行に司法書士を指定→じぶん銀行の承認が降りてる事務所か確認→確認の結果オッケーなので、指定した司法書士で決定」という流れでした。
さて、司法書士面談は、事務所にもよると思いますが、場所はどこでも良くて、内容としても、ひたすらサインとはんこ押しの作業でした。
実際、わが家は近所のガストを指定しました(笑)
あんまり気にしてませんでしたが、実印が必要とのことで、印鑑登録を済ませとかないといけませんでした。
(普通はみんな登録済ませてるんですかね?)
わが家の場合は、たまたま親から譲り受けた立派なはんこを実印登録したので、なんとかなりました。
面談のときに必要だったのは、以下です。
- 印鑑証明
- 実印
- 住民票
- 賃貸契約書
賃貸契約書は、登録免許税の軽減に使われるそうです。
登録免許税は、居住用なら税率がグンと減るので、その証明に賃貸契約書を使うそうです。
私は、司法書士の面談で、必要な税金額とかがわかるのかと思いましたが、実際はそうではありませんでした。
それもそのはずで、不動産の税金計算用の価格(固定資産税評価額)というのは、家が完成してから、いつのまにやら、市役所経由で、土地家屋鑑定士が見てから値段が決まるそうです。
なので、面談では、あくまで住宅ローン契約に向けた手続きといった意味合いが強いようです。
さて、司法書士面談も、あっさり(30分くらいで)終わり、無事、手続きはほぼ終わりました。
ちなみに、ホントかわかりませんが、登録免許税の軽減を受けるために、引き渡しもされてない住所に住所変更をするように言われることもあるそうです。
上に書いたように、そんなことしなくても、賃貸契約書で軽減できますので、不要です。
住んでもいないのに住所変更を役所に届け出ると、虚偽の申告となり違法(五万円以下の罰金)だそうです。
お気をつけください。
じぶん銀行 住宅ローンスケジュール④ 借入
司法書士面談も終わり、ついに借入です。
最終的にいくら借りるかを申請する必要がありますが、もちろん、本審査で通った金額以下での調整になります。
本審査では、ちょっと高めに申請しておいて、最終的に正確な金額で契約するというやり方が良いと思います。
じぶんでんきやauスマホの併用で金利の優遇を受ける際は、あらかじめしておかないといけません。
住宅ローンの契約をした後では遅いので、注意しましょう。
わが家の場合は、立ち会い決済というのが不要でしたので、引き渡し日も特に何もなく、あっさりと銀行口座に多額のお金が入っては出ていきました。
一度じぶん銀行から、借入金額の入金があり、すぐさま、建築会社に吸い取られていきました(笑)
また、借入金額の入金と書きましたが、正確には、借入金額-手数料です。
手数料は上で書いた通り、借入金額の2.2%でした。
これで無事、住宅ローンの手続きは終了です。
ここからは、我がのっち家とじぶん銀行との長い長いお付き合いが始まるのです(笑)
さいごに
auじぶん銀行での住宅ローンについて、商品自体の説明と、わが家の場合の契約手続きを紹介しました。
借りるまでの手続きとしては非常にスムーズでした。
たまに、カスタマーセンター?から電話がかかってきて、「それってメールに書いてあることと一緒では?」という内容を話されることもありました。
個人的には、仕事の合間を縫ってわざわざ折り返したのに、そんな内容かよ。と思うこともありましたが、ある程度仕方ないのかなーと思います。
また、各部署での連携が悪いようで、書類アップロードしたことが伝わっておらず、「書類のアップロードをお願いします」という電話がきました。
おそらく、電話する人は、ひたすらマニュアルにしたがって、「あるタイミングに来ると、(状況がどうであろうと)ある内容を説明する」という感じなのかもしれません。
メールの文章を読まなかったり、対応が遅い人も多いと思いますので、仕方ないと思いますが、もう少し改善の余地はありそうでした。
ともあれ、手続きとしては、特に不便なことなく進めてくれたり、こちらの要望も聞いてくれたり、サービスもしてくれたりと、総合的には良い銀行という印象でしたので、おすすめです。
もちろん、人によっては状況が異なると思いますので、あくまで参考程度としてください。
あなたの参考になればうれしいです。