上棟のときって大工さんやとかに差し入れした方が良いのかな~?なに渡したら良いの?
上棟は戸建てを建てるときの1つの大きなイベントです。
家の骨格ができあがるので、施主である私たちにとっては、いよいよ家ができてきてる!という実感がわくところです!
一方、SNSとかも見てると、上棟の日に差し入れを持っていったりしているのを見かけます。
わが家もやった方がいいのだろうか。。と思いつつ、結局やめました。
わが家の考えや、差し入れを持ってきてくれたらうれしそうなもの、評判の良かった差し入れなど、紹介していきます。
上棟に限らず、普段の差し入れも合わせて参考になればうれしいです!
ちなみに、ここでは基本的に、「上棟式」をやらない場合を想定しています。
地鎮祭のように上棟のときも、お祝いをあげる場合は、今回の内容とは異なりますので、ご注意ください。
上棟式は地域差があると思いますので、ハウスメーカーや工務店の方に聞いてみましょう。
上棟の日は差入を持っていった方がいい?
上棟の日に差し入れを持っていった方が良いかについてですが、これは地味に意見が分かれます。
というのも、ハウスメーカーの方に聞くと、「差し入れはご遠慮させてもらっています」というところも少なくないからです。
「差し入れを持っていったら、造作家具をタダで、作ってもらえた!」とか、「差し入れして仲良くなっていれば、ちょっとした変更などこっちの意見を聞いてくれる!」とか、そんなことを言ってるSNSアカウントを見たりします。
これの真偽はわかりませんが、ハウスメーカーからしたら、トラブルのもとですよね。。
「あっちはやってくれたらしいのに、なんでこっちはダメなの?」とか、大工さんからハウスメーカーに「施主さんから無償でやってくれと言われて困ってる」とか、考え出すと、本当にいろんなトラブルのもとになりそうです。
ということもあって、「控えてほしい」というハウスメーカーや営業の方が増えたのではないでしょうか。
とはいえ、大工さんにとっては数ある家のひとつかもしれませんが、施主である私たちにとっては一生に一度の家なので、気分良く家を作ってもらえる方が良いに決まってます。
というわけで、過度な範囲でなく、下心もなく、差し入れをするのは良いことだと思います。
ではなぜわが家は差し入れをやめたのか。。
それは、単に上棟の日に現地に行けなかったからです。
わが家の場合、上棟が平日だったので、見に行けませんでした。
上棟の瞬間、見たかったな~。もし見に行くなら、自然と差し入れを持って行こうかなという気持ちになりそうです。
「上棟見たいから現地に行く→現地に行くなら差し入れ持って行く」っていうイメージだね!
上棟を見に行くにも、差し入れを持って行くにも、事前に見に行きますというのを伝えておかないといけないので、営業の方などとしっかりと連携を取ったほうが良さそうです。
もしかすると、「危ないので、ヘルメットをかぶる必要があります」となると、ヘルメットの準備をしてもらわないといけない場合だってあります。
お互いが気持ちよく上棟の日を過ごせるようにしたいですよね!
おすすめの差し入れを紹介!
ここからはおすすめの差し入れを紹介したいと思います。
- 休憩中に食べたり飲んだりできるもの
- 帰ってから食べたり飲んだりできるもの
それでは、具体的に紹介していきます。
上棟日のおすすめ差し入れ① 休憩中に食べたり飲んだりできるもの
一般的に、大工さんなど建築・建設業で体を使う仕事をしている人たちは、昼食時の昼休憩のみではなく、午前中と午後にそれぞれ1回ずつ、だいたい10分~20分程度のちょっとした休憩をはさみます。
そのちょっとした休憩に、軽く何か食べられるものを差し入れすると喜ばれると思います。
大工さんは複数人いるはずなので、分けやすいように個包装になっているのがおすすめです。
また、手が汚れていたりもするので、個包装の方が気にせず食べられるというのもあると思います。
- おすすめ:おせんべい系やゼリー系、甘すぎない飴系
- おすすめしない:クッキー系などパサパサするもの
- 注意が必要:チョコ系
クッキー系をおすすめしていないのは、体を使って汗をかいたり、のどが渇くようなときに、ぱさぱさした水分取られる系はあまり食べたいと思わないからです。
また、注意が必要としてチョコ系を入れているのは、夏など気温が高い場合は溶けてしまうので、要注意です。
ちなみに、Amazonや楽天で、「おかし 差し入れ」で検索すると、いろいろヒットしますので、それを買うのもアリだと思います。
以下がそのリンクです。
個人的には、亀田製菓の小分け小袋が食べたいです(笑)
食べ物系をおすすめしましたが、飲み物系もおすすめです。
- おすすめ:缶コーヒー、スポーツドリンク、フルーツ系ジュース
- おすすめしない:アルコール系
- 注意が必要:炭酸系
大工さんは男の人が多いので、缶コーヒー系はおすすめです。
ただ、人によって、無糖(ブラック)が良かったり、微糖が良かったり、カフェラテ系が良かったり、、と好みが色々なので、いろんな種類を持って行くと良いでしょう。
スポーツドリンクは、体を使う仕事の後には最適ですね。
逆におすすめしないものは、当たり前ですがアルコール系です。
休憩中には飲めません。ただし、持って帰ってもらう前提であれば良いと思います。
飲み物系は基本的になんでも大丈夫そうです。
ただ、注意が必要なのは炭酸系で、夏で暑いときには炭酸がすぐ抜けてしまったり、ぬるくなると炭酸系は急においしくなくなってしまいます。
飲み物系を差し入れするときは、クーラーボックスなどを準備したほうが良さそうです。
持っていなければ、ダイソーなどの100均にも売っていますので、それで十分かと思います。
クーラーボックスを後で回収するのも面倒な場合でも、そのまま捨ててもらうこともできそうです。
食べ物と同じく、Amazonや楽天で、「飲み物 詰め合わせ」と検索するといろいろ出てきますので、以下のリンクをチェックしてみてください。
「飲み物 差し入れ」で検索するよりも「飲み物 詰め合わせ」で検索した方が、たくさんヒットしたので、その検索結果に飛ぶようにしています。
また、缶コーヒーに限定すると、いろいろ出てくるので、これで買ってしまう方が楽だと思います。
季節にあわせた食べ物や飲み物はやっぱりうれしい
季節にあわせた食べ物も結構喜んでもらえると思います。
夏ならアイスとか、凍らしたゼリー系
冬ならホットスナック(ファミチキとか豚まん)とか、ホットコーヒーとか
旬の果物なんかもうれしいですよね。
ただ、それぞれ管理が難しいのは要注意です。
夏ならアイスは溶けますし、冬なら暖かいものもすぐに冷めてしまいます。
ちょうど休憩のときに持ってこれると良いかもしれません。
昼休憩用のお弁当などを差し入れするのはあり?
お弁当の差し入れをするというのも見かけますが、しっかりと事前に伝えておく必要があります。
大工さんが朝お弁当を買ってから現場に来たり、お弁当を作ってきたりする場合があるので、お弁当が2つもある。。なんていう状況にならないように気を付ける必要があります。
お弁当も好みがあったりしますもんね。。
お弁当がダメというわけではないですが、事前リサーチは忘れずに!
渡すときの気配り
できるだけ手軽に食べたり飲んだりできるように、大袋は開けておいたり、飲み物の段ボール箱は開けておいたり、気配りしていると良さそうです。
お手ふきもあわせて渡してあげると、良いですね。
さらに、それらを箱に詰め合わせて、ひとまとめにして、一言メッセージなんかも添えてあげると、うれしいと思います。
余った分は持ち帰れるように袋を準備してあげるのも良いかもしれません。
上棟日のおすすめ差し入れ② 帰宅後に食べたり飲んだりできるもの
帰宅後に食べたり飲んだりできるものも差し入れとしては人気が高いです。
- アルコール系
- おかし系
帰宅後なので、お土産を渡すイメージですね。
アルコール系は、好みがありそうなので注意です。
晩酌しない人だったらいらないかもしれませんし、ビールが苦手な人もあるかもしれません。
かといって、「ほろ酔い」みたいな甘いものを渡されても困る人もいると思います。
とは言え、その場にいる全員がお酒苦手なことは少ないと思いますので、最悪は大工さんの間で交換してもらえば良いかなと思います。
ただ、液体は重たくなるので、感謝の気持ちがいっぱいで、たくさんあげたくなる気持ちはわかりますが、1本か2本にとどめておく方が良さそうです。
また、おかし系は大工さんもうれしいですし、大工さんのご家族も喜ぶかもしれません。
アルコールとセットでおつまみ系も良いと思います。
ここは渡す人の好みの問題で、だいたい40代くらいの人にプレゼントをあげる気持ちで良いのかと思います。
そうは言っても結構難しくない!?しかもたくさんの人に渡すとなると、費用面も気になってくるよ。。
難しいですよね。。なので、シンプルに缶ビールを渡すくらいが良いのではと思います。
好みもあるかもなので、上記に、100均などで持ち帰り用の袋を買って、あわせて渡せば、好きなやつを持って帰ってくれると思います。
ビールが苦手な方のために、ジュース系も持っていけば、休憩中にも飲んでもらえるかもしれませんし、持って帰ることもできます。
渡すときの気配り
渡すときには一人一人にあらかじめ分けておいてあげると、持って帰りやすそうです。
中身が見えていれば、その場で食べる判断をする人もいるかもしれませんし、都合が良さそうです。
ですが、先ほども紹介したように、いろんな種類の中から、好みのものを選んでもらう場合は、小分けにせずに、持ち帰り用の袋を一緒に持っていくと良さそうです。
上棟の日の差し入れの注意点
ここからは、上棟の日で、思ってたのと違った!という内容を紹介します。
- 大工さんがいつもより多い
- みんな忙しそうでピリピリしてる
- 屋根とか全然なくて、差し入れ置くとこがない
それぞれ紹介していきます。
上棟の日の注意点① 大工さんが多い
上棟は、家作りでもかなり大きなイベントというのは伝えました。
これは、家の骨格が決まる大事な瞬間だからです。
ということは、いつもよりも大工さんが多いというのが上棟の日では普通のようです。
いつも現場にいるその家担当の大工さん(親方と数名)だけでなく、他の現場から派遣のように来る人たちがいます。
なので、もしも普段から現場を見る機会があって、大工さんの人数を把握しているとしても、「上棟の日はいつも現場にいない人も来る」というのを理解しておきましょう。
思っていたよりたくさんの人が来て、差し入れが全然足りない。。とならないように注意しましょう。
営業の方などと連携をとって、当日に来る人数をある程度把握しておくと良さそうです。
上棟の日の注意点② 大工さんが忙しそう
上棟の日は人がいつもより多い、ということは、いつもよりも忙しい。ということです。
うまくいってるときは良いですが、トラブルが起きていると、現場がピリついてきます。
しかも、施主である私たちは、大工さんから見たらお客さまなので、お客さまの手前失敗できないということで、余計に緊張するわけです。
渡すタイミングが難しければ、ハウスメーカーの営業の方などにお願いすれば、気持ち良く差し入れを渡しやすいと思います。
せっかく差し入れを持って感謝の気持ちを伝えようとしているのに、邪魔と思われないようにしたいですね。
上棟の日の注意点③ 差し入れ置くとこがない
差し入れを持ってきても置くところがない可能性もあります。
もちろん、上棟の日は家の屋根はないですし、よほどの家じゃなければ、大工さんが休憩する詰所のようなものは無いと思います。
雨ざらし、土の上に差し入れを置かないといけなかったら、せっかく持ってきたのが、ちょっと残念な感じになりますよね。。
というわけで、事前に置くところがあるかはしっかりと見ておきましょう。
見に行けないなら、ハウスメーカーの方に事前に確認しておくと良いです。
そして、もしも置くところがなければ、差し入れを置く用のレジャーシートを持っていってあげると良いと思います。
おすすめの差し入れタイミング
家を建てる建築業界や建設業界など、肉体労働が多い仕事では、お昼ごはん休憩の他に、短めの休憩を挟むことがほとんどです。
一般的なスケジュールはこんな感じです。
時間 | 内容 |
---|---|
8:00~10:00頃 | 準備運動などの後、 作業スタート |
10:00頃~10:15頃 | 10分~20分程度の休憩 |
10:15頃~12:00 | 午前の作業の続き |
12:00~13:00 | 昼休憩 |
13:00~15:00頃 | 昼の作業スタート |
15:00頃~15:15頃 | 10分~20分程度の休憩 |
15:15頃~17:00頃 | 昼の作業の続き |
17時頃~ | 片付け&帰宅 |
あくまで一般的なイメージなので、作業のキリの良いタイミングで休憩にはいりますし、納期や季節(夏は日が長い)によって、作業時間は変わってきます。
だいたい10時、12時、15時くらいに行けば、差し入れなどを渡しやすいでしょう。
ご祝儀は渡すべき?
大工さんにご祝儀ということで、お金を渡す人もいるようです。
最近は減ってきている気がしますが、「上棟式」をやる場合は、施主が大工さんを労ってのイベントのため、色々と振る舞うので、その一貫でご祝儀を渡すということもありました。
ですが、最近では、その上棟式がなくなってきて、代わりに、「上棟の日になにか差し入れをしよう」という流れになってきています。
なので、上棟式の名残で、ご祝儀として現金を渡す文化は、地域によっては残っているようです。
ただ、個人的にはご祝儀までは不要なのだと思います。
どうしても渡したいのであれば、親方(棟梁)に1万円程度、他の大工さんに5千円程度が相場ですので、それくらい渡すと良さそうです。
ただし、先ほども紹介した通り、上棟の日は普段よりも多くの人が来ることが多いので、準備する数に注意しましょう。
さいごに
上棟の日の差し入れについて紹介しましたが、いかがでしょうか。
「差し入れして大工さんに喜んでもらいたい!」という気持ちがあれば、どんな差し入れでもうれしいと思います。
Amazonや楽天で色々と詰め合わせは売っているので、ぜひチェックしてみてください!
あなたの参考になればうれしいです!
他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!