こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
住宅ローン控除を受けるには確定申告が必要らしいんだけど、どうやったら良いの~?
住宅ローン控除を適用するには、初年度には確定申告をする必要があります。
わが家ももちろん住宅ローン控除を受けたかったので、確定申告をしました!
そのやり方を紹介しますので、参考になればうれしいです。
ここでの確定申告は2022年度(2023年2月~3月)に実施したものです。
住宅ローン控除は、頻繁に制度改正するため、画面は変わっている場合もありますので、ご注意ください。
確定申告やってみた
今回は、住宅ローン控除の話なので、給料の入力・医療費控除・ふるさと納税などは省略していきます。
また、事前準備として、マイナンバーカード・e-taxを利用するための識別番号(1度でもe-tax利用していれば、マイナンバーカードと連携して勝手に入力してくれます)、電子決済ができるスマホが必要です。
その他にもやり方はありますが、わが家の場合、確定申告はいつもこのスタイルでやっており、これが楽だと思ってます。
さて、実際に入力していきますが、給料関係の入力は、源泉徴収を見ながら入力すれば良いので、大丈夫かと思います。
気を付けたいのは、ふるさと納税をワンストップ特例で実施した場合でも、確定申告する場合は、再度”寄付金控除”として入力する必要があるので、要注意です。
さて、住宅ローン控除に関する入力に関して紹介していきます。
まずは、全体的な内容です。
わが家の場合、住宅ローンは夫のみの名義で共有名義ではないので、基本的な内容になっているかと思います。
必要書類の準備
控除額の計算をするのに必要なのは、以下の書類とのことで、実際に必要でした。
- 住宅取得資金に係る借入金の年末残高照明書
- 住宅・土地の登記事項証明書
- 住宅・土地の売買契約
- 住宅の建築工事請負契約書
- 交付を受けた補助金等の額を証する書類
これらの書類については、後ほど紹介していきます。
ただ、青のアンダーラインが引いてあるものは、タップすると見本例が出るのでわかりやすいです。
住宅と土地の金額の入力
住宅と土地は逆にして入力しないように気を付けてください。
ここで、「不動産番号」というのを入力すれば、提出書類が減るので、その方が楽でした。
不動産番号は「登記事項証明書」に記載されていました。
この書類は、住宅ローンを契約したときの司法書士さんが発行してくれたものです。
補助金の入力
補助金の入力が必要でしたが、わが家の場合はすまい給付金だけでしたので、その金額を入力しています。
その他にも、各自治体特有の補助金をもらっていれば、入力してください。
ここで入力しておけば、一時所得としての入力が不要となっているはずです。
住宅ローン年末残高の入力
続いて、住宅ローンの年末残高について入力します。
住宅ローン控除に関する書類として、契約した住宅ローン会社から送られてきたかと思います。
わが家はauじぶん銀行ですが、書類が送られてきました。
電子証明書での取り込みもできるようですが、じぶん銀行では無いみたいです。
ですが、入力は簡単なので、特に問題ないと思います。
(もしかすると、電子証明書なら資料の提出も不要になるのかもしれませんが)
住宅ローン控除の種類選択
住宅ローン控除もいろいろと種類があります。
長期優良住宅や低炭素住宅(昔は省エネ住宅なんかも)などによって、住宅ローンの種類が変わります。
そして、この住宅ローンの種類を誤って選択すると、今後変更できないと注意書きがありました。
念のため、ハウスメーカーに確認しておくと良いでしょう。
長期優良や低炭素はいずれも申請をしないといけないので、特に書類をハウスメーカーからもらっていなければ、取得していないとは思いますが、損すると非常にもったいないので、確認してみることをおすすめします。
わが家の場合は、特に取得していなかったので、通常の住宅ローン控除を選択しています。
住宅ローン控除額の決定
ここまで入力すると、住宅ローン控除額の値が出てくると思います。
わが家の場合は、満額の40万円の控除でした。
このときの住宅ローン控除の最高額が40万円(長期優良などではなく一般の住宅ローン控除の場合)なので、その値となりました。
もちろん、住宅ローンの残高によって、この値は変わってきます。
還付金額
住宅ローン控除は40万円でしたが、実際に還付されるのは、払った所得税分のみです。
したがって、所得税をわが家のように15万円程度しか払っていなければ、15万円しか還付されません。
したがって、40万円がそのままもらえるわけではありませんので、要注意です。
ちなみに、引ききれなかった住宅ローンは、住民税の方で減額してくれます。
これは、適用する住宅ローン控除の年度によって異なりますが、わが家の場合は、最大13.5万円まで控除してくれます。
これは、還付されるのではなく、次年度の住民税から減額してくれるので、次の住民税通知が楽しみです。
提出書類について
住宅ローン控除を受けるには、e-taxで入力・送信するだけではなくて、書類の提出が必要です。
ここからは、その提出書類について、紹介していきます。
以下の画像は、確定申告e-taxで表示される必要な書類一覧です。
また、e-taxが完了すると、以下のような書類(申告書等送信票)がダウンロードできます。
これにも必要書類が書いてあり、この申告書とともに税務署に提出が必要です。
ここで微妙に悩むのが、「~は一例です」という言葉。。
結局何が記載されている資料がほしいのかわからないままなので、不安になりつつも、例に記されている内容を送付しました。
わが家の場合で、提出した資料を具体的に紹介していきます。
提出書類① 住宅ローン年末残高証明書
これについては、そのまんまの名称の資料が、住宅ローンを借りた銀行(わが家の場合はauじぶん銀行)から送られてきました。
ちなみに、わが家の場合は、1月25日に届きました。
確定申告の開始日に近いですね。
これについては、特に悩まないと思いますが、原本の提出が必要なので、お間違いなく。
必要な場合は、コピーやスキャンを取っとくと良いでしょう。
提出書類② 住宅の工事請負契約書
わが家の場合は、建て売りではないので、「工事請負契約書」を提出しました。
建て売りの場合は、住宅売買契約書があるかなと思います。
これらはコピーしたものを提出するようです。
わが家の場合、工事請負契約書には、末尾に色々と資料(間取り図とか)がファイリングされていて、どこまで送れば良いか悩みました。
全部送るとなると、結構な枚数で、コピーも面倒だし、お金もかかります。
おそらく、契約のサインをしたところまでで良いと思いますので、わが家の場合は、そこまでにしました。
ですが、裏表紙に割印が押してあるので、そのページも提出しておきました。
そして、わが家の場合、「変更請負契約書」というのもありました。
これは、当初の請負契約から、色々と増額オプションをつけたため、追加の契約をしたからです。
建物金額を入力しており、その金額と合わせるためにも、変更請負契約書などがある場合は、それも提出した方が良さそうです。
提出書類③ 土地の売買契約書
住宅に続いて、土地の契約書です。
これも住宅の契約書と同じくコピーの提出です。
わが家の場合、私道負担があるので、ある面積を地域住民で割った面積の負担が必要でした。
土地の売買代金として、その私道も含まれてはいるので、もしかしたら、その私道についても、確定申告の時に表記が必要だったかもしれません。
例えば、土地の面積を入力するときに、私道負担分を加味したり、不動産識別番号も入力したり。が必要だったかもしれません。
ですが、わが家の場合は、どちらもややこしくなるので、入力を省略しました。
その結果どうなるかはまた報告します。
提出して1週間が経ちましたが、特に音沙汰ありません。
提出書類④ 助成金金額
わが家の場合は、「住まい給付金」を受領していたので、そのハガキを提出しました。
これは原本とも写しとも書いてないので悩みましたが、原本を送りました。
わが家には、他には助成金がなかったので、提出したのは住まい給付金だけです。
さいごに
わが家の確定申告について、実体験をもとに紹介してきましたが、いかがでしょうか。
確定申告に慣れていないとなかなか厳しく、そもそも1度も確定申告をしていないと、e-taxを利用するのも面倒です。
住民税がどう還付されるか、実際に所得税は還付されるのか、その辺りについて、またわかり次第、追記していきます。
あなたの参考になればうれしいです!
他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!