こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
住宅ローンの登記費用っていくらくらいなのー?
住宅ローンの場合、諸経費がけっこうかかるので、予想外にも住宅の金額が上がっていきます。
そんな諸経費のなかに「登記費用」というのがあります。
その登記費用は、司法書士の方にお任せで、正直中身が良くわからない。。。という方も多いと思います。
ここでは、わが家の例も踏まえて解説しますので、一般的な居住用の登記費用であれば、ある程度計算できるようになると思いますよ!
この記事は2022年4月時点の税制を反映しています。できるだけ、本文中にも期限を書くようにしていますが、軽減処置などは終ってる可能性もあることにご注意下さい!
実際の登記費用
さて、早速ですが、わが家の登記費用を紹介します。
その金額は、、およそ41万円!
なお、わが家は土地プラス建物で、およそ4,800万円です。だいたい1%くらいなんですかね?
それにしても高いですねー。実はこの金額、司法書士の報酬も含まれています。
これから登記費用を計算していきますので、司法書士への報酬額を暴いていきますよー(笑)
登記費用を計算してみる
さて、わが家の場合の登記費用を計算してみましょう。
条件としては、土地2,800万円、建物2,000万円とします。
まずは、登記費用には何があるか、まとめてみました。
項目 | 登記費用 |
---|---|
土地購入 | 土地価格×2% |
新築建物の建築 | 建物金額×0.4% |
住宅ローンの設定 | 借入金額×0.4% |
ただし、軽減措置が多数あります。
令和4年3月31日まで(土地の購入だけは令和5年3月31日)に登記を受ける場合、以下に変わります。
項目 | 登記費用 |
---|---|
土地購入 | 土地価格×1.5% |
新築建物の建築 | 建物金額×0.15% |
住宅ローンの設定 | 借入金額×0.1% |
なんともお得ですね!
なお、令和4年3月31日を越えると軽減処置はなくなります。
たしか消費税増税に対する処置だったと思うので、期限つきなんですね。
さて、わが家は運良く軽減措置を受けられるので、2つ目の表をもとに計算してみます。
と、その前に、「土地価格」と「建物金額」をさらっと使いましたが、これは購入金額ではありません。
実際は、土地家屋鑑定士のような人が、土地の値段と建物の値段を決めてくれます。
要は、その土地と建物がどれくらいの資産なのかを算出してくれます。
その金額を使って、税金は計算します。
ただし、土地の場合は、査定してくれた値段×0.7の金額に対して課税されます。
土地の税率は高いので、割り引いてくれてるんですね。
今回は、査定した金額がわからないので、
土地の金額=2,800万円×0.7=1,960万円
建物の金額=2,000万円
住宅ローン借入額=4,500万円
として、計算してみます。
項目 | 登記費用 | 金額 |
---|---|---|
土地購入 | 土地価格×1.5% | 29.4万円 |
新築建物の建築 | 建物金額×0.15% | 3万円 |
住宅ローンの設定 | 借入金額×0.1% | 4.5万円 |
上記となり、司法書士へ支払った金額の合計が41万円なので、まさかの司法書士への報酬は5万円です。
もうちょっと高い気もするので、土地の代金がもっと低いのだと思います。
土地の販売価格は不動産会社の利益が乗せられているので、ある程度高くなるはずです。
100万円の利益を見ていると、登記費用の1.5%で1.5万円変わってきます。
この辺りは、実際の固定資産税の通知がきたら、明らかになりそうなので、そのときに紹介します!
さいごに
戸建住宅の新築のときに必要な、登記費用についてまとめました。
いわゆる居住用の新築戸建であれば、案外簡単に計算できることがわかります。
軽減措置の有り無しでも結構変わることがわかりました。
わが家の引き渡しは2022年3月末なので、ギリギリ軽減措置がある!はず(笑)
あなたの参考になればうれしいです。