こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
戸建ての間取りを考えるときに、ルーターの置き場に悩んでいるんだけど、どこが良いのかな~?
間取りを考えるときに、「どこに何を置くか」というのを考えると、便利で生活のしやすい家になりやすい気がします。
そんな中、ルーターの置き場所をどうするか悩むこともあると思います。
わが家は置き場所は決めていましたが、家の端に置きすぎて、たまにネットの調子が悪くなります。。
高性能なルーターや中継器を買えば良いのかもしれませんが、置き場所で効率的にWiFi電波が届くなら、それに越したことはありません。
というわけで、わが家のルーター置き場を参考にしてもらえればうれしいです。
ネット接続の機械には、モデムとONUとルーターという3種類があります。
光回線の場合、モデムは使わずに、ONUが必要になります。
さらにこのONUとルーターが一体化しているものが主流のようです。
わが家はNURO光ですが、ONUとルーターが一体化しています。
本記事では、モデムやONUやルーターをひとまとめにして「ルーター」と書いていますので、適宜読み替えていただけると幸いです。
ただ、上記3種類は、基本的に同じ箇所にまとめて置くので、「ルーター」という言葉にあまり気にせず、「ネット繋ぐために必要な機器」とざっくり思ってもらえれば問題ありません。
わが家のルーター置き場
わが家のルーター置き場は、1階のウォークインクローゼット(ファミリークローゼット)です。
ウォークインクローゼットの棚の部分に置いています。
ルータ置き場はどこでも置けるわけではなく、コンセントが必要で、光回線が通っているコンセントが必要です。
これは、間取りを決めるときに、どの位置にLAN回線を通すかを決めないといけないので、あらかじめルーター置き場を決めないといけません。
そして、この位置は、家全体の間取り的に下記の図の位置です。
リビングからは遠いので、たまにネットの調子が悪くなりますが、1階は基本的に問題ない速度でネットを楽しめています。
下の画像は場所ごとのネットの速度です。
平日の昼間に、1人でネットを使っているときに計測したものです。
2階はやはりネットの調子が悪くなりやすいです。
計測したときも、ルーター前の1/10くらいなので、かなり遅くなっています。。
わが家のルーターはNURO光のものに、バッファローのルーターを付けています。
これは「2階まで電波が届く」というのが書いてあるものですが、やはり完全に届くのは厳しいようです。
書斎については、基本的に、特に問題なく、夫はテレワークをしていますが、普通にWEB会議などできるくらいです。
ただ、1人がYouTubeを見て、もう1人が別の動画を見ているなど、2人でネットを使っていたりすると、ネットが遅くなることがあります。
普通のコンセントに挿すタイプのWi-Fi電波中継器もあるので、それを導入すればかなりマシになるかもしれません。
ルーター置き場の後悔
ルーター置き場の後悔ですが、もっと調べてから位置を決めれば良かったな。。と思います。
わが家の場合、リビングでのネット環境を良くしたくて、1階に設置するように考えました。
というより、「ルーターは1階に置くもの」と勝手に思い込んでいました。。
(マンション生活が長かったので。。)
後になって知ったのですが、「2階の中心部分」に置くと、2階建ての場合は電波が安定して届きやすいそうです。
先ほどの、「ウォークインクローゼットから対角の位置にある寝室には電波が届きにくい」ということからも、やはり、家の中心にルーターを置いたほうが良く、しかも、2階の方が良いらしいです。
これは、ルーターから出る電波は360度全方向に飛ぶので、2階に置くことで、余すことなくルーターの機能を使えるからです。
わが家の場合は、二階の寝室にウォークインクローゼットがあるので、ここの棚か床に置けば良かったかも、、と後悔しています。
ここなら、2階で家の中心なのに。。
しかも、2階の寝室ウォークインクローゼットは、扉が無いので、電波も届けやすい気がします。
ルーター置き場所の注意点
ルーター置き場として、NGとされている箇所がいくつかありますので、紹介しておきます。
それは主に以下の5か所です。
- 床
- 壁に囲まれたところ
- 水回り
- テレビ電子やレンジ近く
- 窓際
順に紹介していきます。
その前に、基本的なルーターの性能として、ルーターの電波は360度全方向に飛んでいます。
これによって、あらゆる方向にあるものでも、ネットが使えるようになります。
そして、これをできる限り無駄にしないことが、ネット環境を良くする方法でもあります。
これを踏まえつつ、以下をご覧ください。
ルーター置き場のNG① 床
床に直接置いてしまうと、360度全方向に飛ぶはずの電波のうち、下半分が無駄になってしまいます。
なので、ルーターを床にベタ置きは、あまり良くないということになります。
だいたい1m~2mは高いところに持ってくると良いそうです。
ただ、2階に設置する場合は、床に直置きでも良いと思います。
1階に電波が届くので、2階に置くときはむしろ直置きの方が良い気がします。
ルーター置き場のNG② 壁
壁を通るたびに、電波は弱くなってしまします。
なので、壁に囲まれたところにはあまり置かないほうが無難です。
ですが、コンセントに挿す必要があるので、どうしても1面の壁には近くなるので、完全に壁から離すのは難しいと思います。
ただ、例えばわが家の場合では、上の画像のようなクローゼット内とかは避けた方が無難な気がします。
なんとなく、電波が悪くなりそうな気がしますよね。
ルーター置き場のNG③ 水回り
水回りも避けた方が良い位置とされています。
これは単に、ルーターが機械なので、水や湿気に弱いからです。
洗面所の上や、トイレの中(これは大丈夫かもですが)、脱衣所なんかには、置かないほうが良いでしょう。
ルーター置き場のNG④ 家電近く
Wi-Fiの電波は、電子レンジが発する電波に当たると、弱まってしまいます。
なので、電子レンジの近くに置いていたりすると、レンジを使っている間、WiFi電波が急激に弱くなる場合があります。
実は、電子レンジの使う電波とWiFiの電波はほぼ同じもの(周波数)になっているそうで、これらがお互い干渉してしまって、WiFiの電波が飛びづらいということになります。
また、テレビ裏にも要注意です。
これはレンジと違って、電波が干渉するという話ではないですが、テレビ裏に置くことで、先述した「床に直置き」がNGな理由と同じように、テレビが邪魔になってしまい、電波が弱まってしまうからです。
さらにテレビは壁に近いので、結果的に、壁とテレビに挟まれて、電波がかなり弱くなってしまいます。
テレビ裏は便利ですが、テレビの真裏は避けた方が良さそうです。
ルーター置き場のNG⑤ 窓際
窓際も結構置いてしまいそうな場所な気がしますが、あまり良くないです。
なんとなく外からの電波をキャッチしそうですが、ルーターは有線からネットを取り入れるので、意味ありません。
窓がダメな理由は床や壁と同じで、ルーターから出た電波が、すぐに外に出ていってしまうからです。
ルーターの配線
先ほどの置場所の注意点からも、ルーターの置場所は家の2階の中央が良いことがわかりました。
ですが、これを優先しすぎると、常にルーターが見えて、しかも配線もごちゃつく。。という状態になってしまいます。
やっぱりある程度は収納などに隠しつつも、配線を隠すようにするのがベターだと思います。
わが家の例で見ると、ルーターの配線はこんな感じです。
わが家は、ルーターに加えて、NURO 光の標準器よりも性能が良いバッファローのルーターを繋いでいるので、さらに配線が増えています。
この配線をうまく隠しつつ、壁から避ける必要があります。
わが家も、考え中ですが、いつかこの辺りの配線をきれいにしたいと思います。
LANケーブル挿し口を増やす
わが家が賃貸の時代に住んでいた家は、LANケーブル付きのコンセントがいくつかありました。
こうしておけば、光回線を家まで持ってくるためのONUという機器とWi-Fi電波を飛ばすルーターを別々の箇所に置けます。
家から光回線を持ってくるためのコンセントと、それとは別の箇所に、LANケーブルを挿すことができるコンセントを作って、その間を壁の中でLANケーブルを繋ぐイメージです。
こうすれば、配線などのごちゃごちゃを減らしつつも、より快適なネット環境が作れそうです。
さいごに
わが家のルーター置き場を紹介しましたが、いかがでしょうか。
置場所は間取りを考える段階から決めていましたが、その決め方が甘かったです。
いまやネットは水道や電気と同じように欠かせないインフラなので、しっかりと計画することが、快適な家作りに繋がりそうですね。
わが家の失敗例を参考にしてもらえればうれしいです!
ちなみに、光回線をどこにしようかについては、以下の記事で詳しく書いていますので、良ければどうぞ!
他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!