常緑ヤマボウシをシンボルツリーにした結果!常緑はウソだった?

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こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!

ぱんだはし

シンボルツリーをヤマボウシにしようかと思うんだけど、どうなのかな~?

シンボルツリーは何にしたら良いか、結構悩みますよねー!

特にこれまで植物を意識していなかったので、正直なところまったくわかっていませんでした。

そんななか、いくつか候補をあげてもらい、わが家はヤマボウシという樹にしてみました。

そんなわが家がヤマボウシを育ててみて、ヤマボウシとはどんな植物なのか、育てやすいのかなど、わが家の事例を踏まえて紹介していこうと思います。

わが家と同じくヤマボウシにしようか悩んでいる方の参考になればうれしいです。

目次

ヤマボウシとは

シンボルツリー ヤマボウシ 参考画像

まずは、ヤマボウシの基本的なスペックを紹介します。

学名Cornus kousa
科属ミズキ科ミズキ属
分類落葉広葉樹
分布東北地方南部から沖縄まで
開花時期5月~7月
実のなる時期10月~11月
原産地日本、中国

ミズキ属とあるように、ハナミズキの親戚です。

また、「落葉樹」ということで、避ける人もいるのではないでしょうか。

わが家もそうで、落葉樹は、毎年葉っぱの掃除が大変なので避けようと思ってました。

では、なぜわが家が落葉樹のヤマボウシにしたかというと、「常緑樹」バージョンのヤマボウシがあるからです。

常緑ヤマボウシ

シンボルツリー ヤマボウシ 常緑ヤマボウシ

実際にわが家に植わっている常緑ヤマボウシですが、まずはスペックです。

学名Cornus hongkongensis
別名ホンコンエンシス
ホンコンヤマボウシ
トキワヤマボウシ
科属ミズキ科ミズキ属
分類常緑広葉樹
分布東北地方南部から沖縄まで
開花時期5月~7月
実のなる時期10月~11月
原産地中国
陽当たり陽樹で日当たりが良い方を好むが、半日陰でも生育可
乾湿適度な湿度が向いている
耐寒性半耐寒性で寒いと葉が落ちる(-5℃~-8℃が限度)
成長性ややゆっくり

落葉樹のヤマボウシとほぼ同じですが、原産が日本ではなく中国です。

常緑ヤマボウシについて、特徴を紹介していきます。

常緑ヤマボウシの葉っぱ

シンボルツリー ヤマボウシ 葉っぱ

常緑ヤマボウシの葉っぱは、少し光沢があるツヤっとした感じの緑色です。

黄色が少し混ざっており、紅葉の時期になると、葉の根本くらいが赤くなります。

寒さが強いときは、全体的に赤くなります。

葉っぱの形は、落葉樹のヤマボウシと似ています。

常緑ヤマボウシの幹

シンボルツリー ヤマボウシ 幹

常緑ヤマボウシの幹は、そこまで太くないですが、しっかりとしています。

幹は樹の色という感じですが、ちょっと白っぽいです。

この白っぽいのが、洋風の家に向いてるんですよね~!

常緑ヤマボウシの花

シンボルツリー ヤマボウシ 花

白いお花が咲くのでかわいいです。

なんだか、去年よりも花が増えているような気がします。

どうやら、何年か経って落ち着いてくると、花の数が増えるようです

近所に長年植わっているだろう常緑ヤマボウシを発見しましたが、とてもたくさんの花が付いていてきれいです!

シンボルツリー ヤマボウシ たくさんの花

春の時期にかわいい花が咲くのは、やっぱりなんか良いですよね~!

常緑ヤマボウシの実

シンボルツリー ヤマボウシ 赤い実

常緑ヤマボウシも実がなります。

赤くて丸い実ができて、実は食べることもできます。

めっちゃうまい!というわけではないですが、さくらんぼのようななんというか、な味がして、地味に美味しく食べられます(笑)

食用狙いではおすすめしませんが、オプションの楽しみにどうぞ!

常緑ヤマボウシの後悔

常緑ヤマボウシは、基本的にきれいで、かわいくて、おしゃれなのですが、後悔もあります。

それは、「常緑のクセに、葉が落ちる」ということです。

ぱんだはし

え!?葉が落ちるの嫌だから常緑樹にしたんじゃないの!?

まさにその通りなのですが、実は常緑ヤマボウシは「半常緑樹」と呼ばれることもあるそうです。

常緑ヤマボウシの葉っぱを紹介するところでも言いましたが、この樹、紅葉します。

紅葉というのは、落葉樹の性質です。

なので、常緑ヤマボウシであっても、寒さに当たりすぎると、葉を落としてしまいます。

寒ければ寒いほど紅葉が進んで葉っぱを落としてしまうので、とても寒い箇所では、あまり常緑の意味がありません。

わが家は平均的な盆地で、雪が降ることはかなり少ない地域なので、ほとんどの葉っぱは、落ちずに残ってくれます。

シンボルツリー ヤマボウシ 葉が落ちる1
シンボルツリー ヤマボウシ 葉が落ちる2

ですが、それでも、ある程度の葉っぱは落ちてしまって、掃除が大変です。。

寒さによっては落葉するというのを知っていたら、もう少し別の候補を探していたかもしれません。。

ですが、紅葉、特に部分的に紅葉するということは、赤と緑が相まって、なんともきれいです。

というわけで、ちょっとした葉っぱの掃除は我慢することにします。

常緑ヤマボウシの種類

実は常緑ヤマボウシと言っても、その中にはいくつか種類(品種)があります。

ホンコンエンシス、ヒマラヤヤマボウシ、ガビサンヤマボウシ(メラノトリカ)、月光、このあたりが有名どころです。

大きさとしては、ヒマラヤヤマボウシ > ホンコンエンシス > 月光 > ガビサンヤマボウシとなっています。

ホンコンエンシス、月光、ガビサンヤマボウシは3~5m程度が最終樹高で、ヒマラヤヤマボウシは12mにもなるそうです。

特に月光は、花付が良くて人気とのことです。

ただし、月光は寒さに弱めなので、常緑とはいえ、冬に落ちる葉っぱも多そうです。

ちなみにわが家の葉いったいどれなのか。。正直わかりません(笑)

おそらく、最も一般的なホンコンエンシスかな~と思います。

これからシンボルツリーなどとして常緑ヤマボウシを選ぶ場合は、品種にまで気を配ると良さそうです。

常緑ヤマボウシの育て方

わが家が常緑ヤマボウシを育ててみた感想を含めつつ、育てやすいのかどうか紹介していきます。

常緑ヤマボウシの育て方
  1. 陽当たりは必要?
  2. 水やりはどれくらいの頻度?
  3. 肥料は必要?
  4. 病気や虫はつく?

それでは順に紹介していきます。

結果として、常緑ヤマボウシは、園芸初心者であってもかなり育てやすい(=ほったらかしでもいける)品種だと思います。

常緑ヤマボウシの育て方① 陽当たり

常緑ヤマボウシはある程度の陽当たりは必要ですが、日中常に太陽の光が当たっていないといけないというわけでもありません。

わが家でも、カーポートの下に植えているので、日中は十分な日が当たっているというわけではありません。

ですが枯れることなく育っているので、陽当たりは多少悪くても問題なさそうです。

ただし、陽当たりが良い方が花の付きも良くなったりするようなので、陽当たりが良い方が向いているようです。

常緑ヤマボウシの育て方② 水やり

シンボルツリーとする場合、鉢植えではなく、地植えにする可能性が高いと思います。

わが家も地植えにしていますが、水やりはほとんどしていません。

つまり、ほとんど雨による水だけで、枯れずに成長してくれています。

週に1回くらいの水やりをしている感覚ですが、それでも十分なので、ズボラに育てても大丈夫そうです。

常緑ヤマボウシの育て方③ 肥料

基本的に肥料を与えなくても花は咲きますし、実は付きます。

なので、肥料を与えなくても問題ないのでうれしいです。

肥料を与える場合は、花の開花後か、2月~3月にあぶらかすを木の根元に与えると、より良い感じに葉や実が付くかもしれません。

ですが、肥料を与えなくても良いのは、かなり育てやすいポイントだと思います。

常緑ヤマボウシの育て方④ 病気や虫

常緑ヤマボウシは、うどんこ病という、葉っぱに白い粉(うどんの粉みたいな)が付いたようになる病気にかかることがあるそうです。

風通しが悪いところの場合、土表面からカビてくるように病気にかかってしまいます。

うどんこ病にかかると、葉っぱが白く覆われて、光合成ができなくなり、次第に弱ってしまいます。

わが家の場合、風通しは比較的良いので、うどんこ病にかかったことはありません。

ただし、このうどんこ病は、樹であれば広くかかる可能性がある病気なので、常緑ヤマボウシだからというわけではありません。

さらに、常緑ヤマボウシはどちらかというと、この病気に強い性質を持つので、より病気になりにくい品種で育てやすいと言えます。

また、虫が付くことも無くて、助かります。

これまで常緑ヤマボウシに毛虫のような虫が引っ付いているのを見たことが無いので、虫が苦手なわが家にとっても、常緑ヤマボウシを選んでよかったなと思います。

シンボルツリーの足元

シンボルツリーを彩るために、わが家では足元に2つの細工をしています。

シンボルツリーを彩るためにしていること
  1. 白い石できれいを演出
  2. 夜はスポットライトで照らす

順に紹介していきます。

シンボルツリーを彩る① 白い石

シンボルツリー ヤマボウシ 白い石

通常、庭に石を置くときは、石っぽいグレーの石を置くと思います。

ですが、わが家の場合、化粧石と呼ばれる石で、白色に着色しています。

こうすることで、シンボルツリーのきれいさが際立って、とてもおしゃれになります。

普通の砂利石と金額的にあまり差がないので、コスパが良いです。

シンボルツリーを彩る② スポットライト

シンボルツリー ヤマボウシ スポットライト

夜になるとスポットライトが光って、シンボルツリーを照らしてくれます。

もちろん庭を明るくするという意味もありますが、シンボルツリーを下から照らすので、おしゃれです。

なんだかずっと眺めていたくなる美しさですね。。!

これは、暗くなると自動で付くライトなので、電気のオンオフの操作が要りません。

もしも付けるなら、同じように、暗くなると自動で付くタイプを選ぶことをおすすめします。

さいごに

わが家のシンボルツリーである、常緑ヤマボウシを紹介しましたが、いかがでしょうか。

寒くなるとちょっと葉っぱを落としてしまうというドジっぷりを多めに見てあげれば、とてもおすすめできるシンボルツリーだと思います。

1年以上経過しましたが、こまめな水やりをしないと枯れてしまうこともなく、毛虫などの虫が付くこともないので、ほぼ放置できます。

初心者のわが家でも育てやすい(というよりほぼなにもやってない)ので、安心して植えることができると思います。

今後どれくらい大きくなって、どれくらいたくさん花を咲かせてくれるか、楽しみです。

シンボルツリーでヤマボウシを選ぼうと思っていた方の参考になればうれしいです!

他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!

シンボルツリー ヤマボウシ アイキャッチ

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