こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
間取りを作ってもらうと一番気になるのと言っても過言でないくらい、リビング(LDK)の広さは気になりますよね。
わが家は土地31.6坪で建物の延床面積は29.4坪という30坪ハウスですが、リビングは16畳です。
一般的には少し狭めだとは思いますが、充分満足しています。
縦長リビングのレイアウトも含めて、16畳で足りるのかを紹介していきたいと思います。
間取り決定や家具配置の参考になればうれしいです。
16畳縦長リビングの間取り
まずは、わが家の16畳縦長リビングを含む1階の間取りを紹介します。
キッチンの対面方向にリビングがあるので縦長レイアウトと呼んでいます(合ってますよね?(笑))。
ダイニングとリビングの境目はあいまいなので、ダイニングはリビング側に含めるとすると、キッチンとリビングの広さはそれぞれ以下です。
キッチンの広さ:8.2m2(5畳)
リビングの広さ:18.2m2(11畳)
これらを合計して、26.4m2(16畳)です。
キッチンとリビングの広さは、およそですが1:2となってます。
以降で、キッチンとダイニングとリビングを合わせたもの(つまりはLDK)を、単にリビングと呼びます。混同しないようにご注意ください。
16畳縦長リビングのレイアウト
続いて、16畳縦長リビングの家具配置レイアウトを紹介します。
テーブルやソファを着色して、間取り図を再度載せます。
このように、ダイニングテーブルやソファを置いても、十分に通行スペースはあります。
(1マス分が910mm×910mmです)
下記の本によると、家具の配置での失敗は、たいていが『導線を考慮して家具を配置しないから』というものだそうです。
これを意識してみると、16畳でも十分であることがわかります。
家具のレイアウトをもう少し踏み込んでみる
先ほどは、テーブルやソファだけでしたが、もう少し踏み込んでレイアウトを考えてみます。
つまり、空気清浄機やルンバ、室内物干し(使用時)といった、家電なども含めてレイアウトしてみます。
かなりものが増えてきましたが、これでも通行スペースは確保できてそうです。
室内物干しがソファと被っているのは、気になりますが、常に洗濯物を干しているわけではないので、良しとしています。
一方、子どもがリビングを走り回れるかというと、16畳では厳しそうです。
(走り回るには、何畳いるのかわかりませんが(笑))
また、収納が少なくないか?と思うかもしれませんが、空気清浄機のところには、可動棚が6段分ついていますので、そこになんとか押し込みます。
3Dモデルを作ってみた
下記のサイトで、3D間取りを作ってみました。
このサイトは、無料会員登録すれば、誰でも簡単に3D間取り図が作れるので、かなり便利です。
良ければご使用ください。
さて、実際に作った3D間取りを紹介しますと、こんな感じです。
だいぶリアルに状況がわかりますね。
16畳縦長リビングのレイアウトがなんとなく伝わったでしょうか。
リビングは16畳で足りるのか
ここまで見たあなたはどう感じたでしょうか?
『リビングは16畳で十分だな!』でしょうか、それとも、『やっぱりもっとほしいよ!』でしょうか。
どれだけ必要かはライフスタイルによって異なると思いますので、なんとも言えませんが、どれくらいあれば十分なのでしょうか。
スーモによると、ファミリー向け戸建てでは、平均的には16~20畳程度だそうです。
つまり、16畳は最低ながらも、平均的であると言えそうです。
つまり、日本の平均的な家族は3人または4人家族なので、4人家族までなら快適に住めるのではないでしょうか。
私としては、子どもが出ていった後、夫婦2人になることを考えると、16畳でも広すぎるくらいです。
なので、16畳あればリビングとしては問題ないのかなと思います。
とは言え、大きい方がうれしいよね?
と思う方が多いと思います。
というわけで、わが家の間取りで、単にリビングが18畳、20畳となった場合をシミュレーションしてみます。
18畳の縦長リビングレイアウト
18畳となると、2畳分、つまり4マス分広くなります。
縦にリビングを伸ばしてみると、以下の図のようになります。
なにもないスペースが増えるのでのんびりできそうですね!4人家族でさらに犬などがいる場合はこちらのが良さそうです。
そして、室内物干しとソファが被らずに済むので快適そうです。ソファを4人掛けとかにするのもアリですね。
20畳の縦長リビングレイアウト
続いて、20畳の場合を紹介します。
18畳からさらに、4マス分伸ばします。
わが家のレイアウトの場合、窓の向きを考えるとひたすら縦に伸ばしていくしかないので、広くはなりますが、スペースを有効に活用できているかは謎です。
ただ、ダイニングテーブルとソファの間がすごく広くなる(1.8mくらいある)ので、感覚としてはかなり広いと感じるでしょう。
横幅を広くした方が効率がよさそうですけどね。その辺は土地の形とも相談なので良く打ち合わせが必要です。
14畳の縦長リビングレイアウト
では逆に、16畳から2畳減らした場合、つまり14畳ならどうなるでしょうか。
14畳になると、ダイニングテーブルとソファの隙間がほぼなくなり、窮屈な感じになりますね。
こうなると、ソファを置かない方が良さそうです。
収納のサイズも小さくしないといけません。
ダイニングテーブル置いて、ソファも置きたいとなると、最低限でも16畳は欲しいところということがわかります。
16畳リビングのレイアウトを変えてみる
これまでの紹介では、ソファの後ろを通れるようにしましたが、ここが単なる通行スペースになってしまい、もったいない!
というわけで、以下のように、ソファを壁に付けるレイアウトにしてみました。
これに合わせて家具を配置してみたのがこちら!
(リビングテーブルは入れてません)
十分な広さ!・・ですよね?(笑)
少なくともわが家は十分だと思ってます。
正直、LDKよりも脱衣所やウォークインクローゼットを作る方が生活しやすいと思ってます。
(もちろん、それを作ったうえで大きなリビングならなお良いけどね!)
わが家の写真が少しでも16畳LDKの参考になればうれしいです。
もしも横長ならどうなるか
これまで、縦長リビングを見てきましたが、横長だとどうなるでしょうか。
横長リビングの例としてはこんなのがあります。
16畳の広さのリビングの場合、キッチンの前にダイニングテーブルを置きたいので、どうしても正方形に近いリビングになってしまいます。
そうなると、土地の形によっては、そもそも横長レイアウトは難しい可能性もあります。
リビングの要望を叶えるために
これまでに、リビングの大きさや、縦長横長など、いろんなケースを見てきました。
リビングの広さはどれくらいが良いか決まったでしょうか。
縦長か横長かどちらが良いか決まったでしょうか。
建築士じゃないからわかんないよ。。
そうだと思います。私も1度家作りの経験をしたのでなんとなくわかりますが、初めてでは何が良いかわかりません。
というわけで、基本的には要望を伝えて、建築士さんからアドバイスをもらうのが一番です。
伝え方のポイントとしては、最初から「16畳以上ほしいです!」とだけ伝えるのではなく、例えば、「家族構成が何人でペットもいて、家族みんなでリビングでまったり過ごせるだけのスペースが欲しい」というような具体的な要望を伝えると良いでしょう。
その要望に対して、真摯に向き合ってくれるかは、建築会社によりますし、担当の建築士さんによります。
ということは、事前に自分とフィーリングのあった建築会社と建築士さん選びが大切になってきます。
そこでおすすめしたいのが、間取り比較サービスです。
土地の情報と要望を伝えるだけで、間取りと見積もりを作成してくれます。
大手企業が多数参加しているので、ぜひ検討してみてください。
以下の記事に詳しく書いていますので、良ければ見てみてください。おすすめしたいサイトNo.1の実績を誇るだけありますよ。
さいごに
16畳の縦長リビングのレイアウトを、わが家の実例を含めて紹介しました。
わが家のような3人家族(夫婦+娘)であれば、16畳縦長リビングで十分だと思います。
将来的なことを考えると、あまり広すぎるのも、掃除が大変だったりするので、僕はちょうど良い程度の広さのリビングをおすすめします!
他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!