こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
30坪の土地や床面積がどれくらいなのか、色々な尺度で見てみたいと思います!
30坪の広さがどんなものかイメージできるとうれしいです。
坪とか畳とかm2とかわかりにくいよね~。。
mに直した場合
1坪=3.306m2です。つまり、30坪は99.18m2となり、ほぼ100m2です。
正方形で例えるとすると、およそ10m×10mですね。
なかなか正方形の土地も珍しいですが、坪よりかはイメージしやすいと思います。
畳に直した場合
1畳=1.62m2です。つまり、1坪=約2畳(もう少し正確には、2.04畳)となります。
だいたい畳2枚分が1坪という計算になります。
30坪の場合は、60畳(畳60枚分)の広さになります。
ちなみに、1畳は90cm×180cm(=1.62m2)となっています。
少しイメージできてきましたか?今の家に和室があれば、何となくイメージしやすいのではないでしょうか。
(画像はタップで拡大するよ!以降同様だよ!)
実は畳の大きさは地域によって異なります。
1.44m2~1.82m2と幅が広いのです。
ですが、地域によって畳の大きさが異なるからと言って、1畳の大きさが変わると混乱します。
なので、公正取引委員会で、「部屋の広さを表すのに、畳を使う場合は、1畳=1.62m2で計算してね」というのが決められてます。
なので、本記事でも1畳=1.62m2としています。
なぜややこしい単位?
なぜ、普段あまり使わない「坪」という単位を使うのでしょうか。
それは、古くからの伝統的な部分が大きいです。
昔の日本では、「尺」という単位が使われてました。
そして、6尺×6尺という寸法を「坪」と呼んでいたようです(ちなみに6尺=1間(読み:けん))。
そして、家の間取り図面には正方形のマス目が記されていますが、このマス目の一辺の長さが3尺(=約91cm)で書かれています。つまり、2マス×2マスで1坪。2マス×1マスで1畳となります。
(会社によって違うこともあるので注意してください!)
そして、大工さんの工具なんかも、尺単位のものがあったりします。
このように、建築ではまだまだ尺という単位が使われているので、それと密接に関係した、「坪」という単位が生きているようです。
つまり、畳や坪を使って表した方が、建築図面は書きやすいということなんですね。
建築に関係ない我々からしたら、困ったものですが、慣れるしかないですね。。
30坪でできること
さて、ここからが本題で、30坪あれば何ができるの?というのを例えていきたいと思います。
まさにわが家が30坪の土地(正確には、31.6坪)と30坪の延床面積の家に住んでいるので、間取りを紹介したいと思います。
30坪の土地があれば、車は2台駐車できますし、30坪の延床面積があれば、4LDKもできます。
なので、3人家族ならゆったりとした広さで、4人家族ならちょうど良いサイズと言えると思います。
大きな庭がほしい!とかは30坪では厳しいですが、ちょっとしたガーデニングはできる程度にゆとりがあるので、良いかと思います。
もう少し具体的に部屋の広さごとにまとめてみると、
1階の間取り | 広さ |
リビング・キッチン | 8坪(16畳、26.4m2) |
お風呂 | 1坪(2畳、3.3m2) |
洗面所 | 1坪(2畳、3.3m2) |
脱衣所 | 0.5坪(1畳、1.7m2) |
ウォークインクローゼット | 1坪(2畳、3.3m2) |
収納 | 0.25坪(0.5畳、1.7m2) |
トイレ | 0.5坪(1畳、1.7m2) |
玄関ホール | 1.25坪(2.5畳、4.1m2) |
廊下・階段 | 1.5坪(3畳、5.0m2) |
合計 | 15坪(30畳、49.6m2) |
続いて2階です!
2階の間取り | 広さ |
寝室(WIC3畳込み) | 5.4坪(10.7畳、17.7m2) |
部屋1(収納込み) | 2.5坪(5.0畳、8.3m2) |
部屋2(収納込み) | 2.6坪(5.2畳、8.6m2) |
トイレ | 0.5坪(1畳、1.7m2) |
インナーバルコニー | 1.5坪(3畳、5.0m2) |
廊下 | 1.8坪(3.5畳、5.8m2) |
合計 | 14.2坪(28.4畳、46.9m2) |
1階と2階の合計=29.2坪(58.4畳、96.5m2)
こんな感じです!
わが家は3人家族なので、部屋が1つ余りますので、来客用に使ったり、しばらくは子どもの遊び部屋に使ったりと、色々楽しみたいと思います。
このように、3人家族なら、かなりゆったりで、4人家族でも十分住めるというのがわかると思います。
さらに、スキップフロアを作ったりして、高さの空間を有効に使えば、土地が30坪でも、十分だということがお分かりいただけたのではないでしょうか(わが家は建築費抑えたくてやめましたが)。
家族の人数による広さ
家庭によって事情は異なると思いますので、『うちの場合は30坪でも狭くないのだろうか』というのが気になると思います。
国土交通省が取りまとめた、「住生活基本計画(全国計画)における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準」によると、以下のような表の面積であれば、ゆとりある生活が送れるという調査があります。
世帯人数別の住戸専用面積(例) (単位:㎡) | |||||
単身 | 2人 | 3人 | 4人 | ||
誘導居住面積水準 | 一般型 | 55 | 75【75】 | 100【87.5】 | 125【112.5】 |
都市居住型 | 40 | 55【55】 | 75【65】 | 95【85】 | |
最低居住面積水準 | 25 | 30【30】 | 40【35】 | 50【45】 |
※この表で、都市住居型というのは、車が生活上必須ではない場合です。一般形は都市住居型以外と考えてください。
※最低居住面積は、「健康で文化的な最低限度の生活」をするのに必要な面積で、これを下回ることは不可能です。
実際、わが家は夫婦、娘1人、うさぎ1羽に対して、30坪=約100m2ですので、「一般型」としてもゆったりです!
わが家は、車が無くても生活できるほどの、比較的発展した都市に住んでいますので、都市住居型の地域と考えると、かなりゆったりな計画です。
もしも子どもがもう一人増えても、やっぱり余裕であることがわかります。
あなたの家族構成と照らし合わせて、チェックしてみてください。
まとめ
30坪の土地に建つ、延床面積30坪のわが家の間取りを紹介しました。
1坪と1畳とmとの換算方法も理解してもらえたかと思います(1坪=2畳=図面のマス目4つ分=3.306m2)。
30坪の土地でもいけそうだ!というのがわかればうれしいです。
土地が決まれば、次は建築会社を決めましょう。
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以下の記事に詳細載せてますので、良ければ見てください。
他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!