30坪の間取りで吹き抜けは可能なのかまとめてみた

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こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!

30坪の土地・延床面積は全国の戸建て平均(30坪~40坪)からすると少し小さめです。

「吹き抜けは解放感があり、狭い家でも広く見えそうなので、採用したい!」そう思う人もいると思います。

ぱんだはし

吹き抜けとかおしゃれだしほしい!

ですが、31.6坪の土地、延床面積29.4坪のわが家では、吹き抜けの採用はやめました

その理由を紹介したいと思いますので、同じくらいの広さで吹き抜けの採用を悩んでる方の参考になればうれしいです!

目次

吹き抜けを採用しなかった理由

早速ですが、30坪ハウスのわが家が吹き抜けを採用しなかった理由は以下です。

吹き抜けを採用しなかった理由
  1. 音が2階に伝わるのを防ぎたかった
  2. 冷暖房の効きを低下させたくなかった
  3. 2階の部屋数を削りたくなかった(一番の理由!)

いかがでしょうか?順に詳しく解説していきます。

吹き抜けをやめた理由① 音の伝わり

吹き抜けのデメリットの代表格である音の伝わりが気になって、吹き抜けをやめようと思いました。

2階には子ども部屋があるのですが(後ほど間取りは紹介します)、リビングの話し声などが伝わると勉強の邪魔になったりすると思いやめました。

子どもが友達を呼んだときも、声が丸聞こえなら気まずくなりそうなので、吹き抜けはやめることにしました。

吹き抜けをやめた理由② 冷暖房の効率

わが家は寒冷地にあるわけではないですが、冷暖房の効き目が落ちることは、電気代の増加に繋がると思いました。

特に、暖かい空気は上にいくので(冬のオフィスは足元が冷えたりしますよね)、冬のリビングはなかなか暖まらない!ということになりかねません。

「最近の家は高断熱・高気密だから、そこまで気にならないよ!」という意見もありますが、吹き抜けがないよりかは、冷暖房の効果は間違いなく落ちます。

もちろん全館空調などの高級設備を使えば、その問題を解決できるかもしれませんが、そこにお金を使ってまで、吹き抜けを実現したいとは思いませんでした。

吹き抜けやめた理由③ 2階の部屋数

吹き抜けはリビングに作ると思いますし、吹き抜けはある程度大きくないと効果が薄いです。

おそらく吹き抜けと言われてイメージするのが、リビングの真上はすっぽり空いてて、リビング階段でという感じだと思います。

吹き抜け
リビングが開放的でおしゃれ!

ですが、こうすると、(当たり前ですが)2階の床面積はかなり削られます

実際、わが家の間取りで、仮にリビングを吹き抜けにした場合、以下の図のようになります。

(画像はタップで拡大します)

吹き抜けを作ると

このように、2階の面積がかなり削られて、寝室1つ分が消し飛んでます。。

ぱんだはし

吹き抜けを作るには30坪じゃ足りないね。。!

このように、土地30坪では、単純に広さが足りなくて諦めました。

この要因が最も大きいです。

もちろん、2階の部屋の内、片方を寝室にすれば良いじゃない!というのであれば、吹き抜けは可能ですね。

ただし、吹き抜けを作る場合は、リビング階段となる可能性が高く、わが家の間取りではリビング階段ではないので、先ほどの間取り画像のようになるわけではありません。

リビング階段になった分、玄関前の廊下が削られたり、2階の部屋の配置を区切り直したりするので、もう少し2階の削られ具合は減ると思います。

なので、あくまで参考程度となりますが、2階の部屋の広さが削られるのは間違いありません。

ちなみにわが家はリビング階段もNG派でした。

リビング階段については、以下の記事をご覧ください。

それでも採光がほしい

リビングに吹き抜けのある間取りを作るのは、解放感もそうですが、『リビングの採光を良くして、もっと自然光で明るくしたい』という願望もあるからではないでしょうか。

例えば、リビングの上を丸々吹き抜けにしなくても、少しの吹き抜けを作って光を取り入れる方法はあります。

例えば、リビング階段で、そのリビング階段の辺りだけを吹き抜けにする方法があります。

こうすれば、リビングには吹き抜けがまったくないよりかは光が取れるので、リビングが明るくなります。

例えば以下の間取りの着色部分が吹き抜けになってます(私が住んでいる家ではありません。別の場所で間取りを作ってもらったものです)。

階段横の吹き抜け

30坪でも、採光を取るくらいの吹き抜けであれば、実現可能だと思います。

これだけでも、かなり印象は変わってくると思いますよ!

ただ、前述の通り、わが家はリビング階段が苦手なので、採用しませんでした。

吹き抜けのメリットデメリット

吹き抜けのメリットとデメリットについて、まとめておきますので、30坪で吹き抜けを考える際の参考にしてください。

2階の床面積が大きく削られてでも、採用するメリットがあれば、30坪でも吹き抜けは有りだと思います。

吹き抜けのメリット
  1. 採光が取れるので部屋が明るくなる
  2. 1階と2階が繋がるので、家族のコミュニケーションが盛んになる
  3. 家全体に風の流れが生まれるので、風通しが良くなる

この字面を見てると、吹き抜けって良いな~って思いますよね(笑)

吹き抜けのデメリット
  1. 1階と2階の音がそれぞれ伝わる(ピアノとか特にご用心)
  2. 1階と2階の熱がそれぞれ伝わり、冷暖房の効率が落ちる(電気代が上がる)
  3. 2階のスペースがなくなる
  4. 吹き抜け部分の窓や壁の掃除が大変(手が届かない)
  5. 吹き抜け部分の照明変えるのも一苦労(自分じゃできない高所になると、業者呼ばないと無理)
  6. シンプルに建築費高い(建築会社によりますが、最低200万円という場合も。)

おしゃれは我慢とは良く言ったものですね。。吹き抜けを選んだ場合も中々の我慢を強いられます。

吹き抜けの間取りを実現したい!

これまで見てきたように、30坪で吹き抜けのある間取りはなかなかハードルが高いことが少しずつわかってきたかと思います。

でも、『憧れの吹き抜けは、マイホームの絶対条件!』、『結局よそはよそ、うちはうちだから、吹き抜けが出きるかは自分でしっかり確かめたい!』そう思う方も多いと思います。

そうなると、吹き抜けが得意な建築会社を選ぶことをおすすめします!

ぱんだはし

そんなのどうやって探したら良いの?

方法としては3種類あって、

吹き抜けが得意な建築会社を選ぶ方法
  1. 建築会社のホームページなどから建築事例を探す。吹き抜けが多ければ得意
  2. スーモなどの雑誌に載ってる建築会社の事例紹介で吹き抜けが紹介されていれば、吹き抜け得意なはず
  3. 吹き抜けを盛り込んだ間取りを作ってもらう

3つの方法をあげましたが、①と②は、個人の労力がかかり、判断基準も難しいです。

個人的には③の方法がおすすめです!

土地の情報を指定して、それに合わせて間取りを作成してくれるサービスがあります。

これを利用すれば、あなたの要望に合った吹き抜けのある間取りを作ってくれます。

その間取りが良いなと思った建築会社にお願いすれば、理想の家が建てられるでしょう!

詳細は以下の記事にも書いてますので、良ければ見てください。

さいごに

30坪の間取りに吹き抜けは可能なのかについて紹介してきました。

わが家の場合は、2階のスペースが削られるのは辛かったので、吹き抜けは無理と判断しました。

ですが、2階は2部屋で十分だ。それよりも吹き抜けがほしい!という方は、吹き抜けも一考の余地があるように思います。

30坪 吹き抜け

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