こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
「家具配置のルール」っていう本どうなの~?間取り計画に役に立つのかな?
わが家は戸建ての間取り計画を経験しましたが、「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」という本を読んで勉強しました。
そんなわが家が、「家具配置のルール」を読んだ感想を紹介していきます!
どんな内容が書いてあるのか、間取り計画に役に立つのか、などなど紹介してきます。
「家具の配置のルール」の基本情報
「家具配置のルール」の基本情報を紹介していきます。
本のタイトル | 狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール |
発売日 | 2021年3月22日 |
出版社 | 株式会社 彩図社 |
著者 | しかまのりこ |
値段 | 1,300円 + 税 |
それでは、感想を紹介していきます。
家具配置のルールの感想
わが家の「家具配置のルール」を読んだ感想はこんな感じでした。
- 家具のレイアウトに気を付ければ、部屋が広く見え、片付く家になる
- 見えない動線を見ることで、部屋の広さがわかる
- リビング学習コーナーがあればリビングが荒れない
- 収納で部屋を区切ることもできる
それでは、順に紹介していきます。
家具配置のルールの感想① 家具のレイアウト
まずはこの本全体の内容と感想です。
この本は、家具のレイアウトを工夫することで、部屋が広く見えたり、自然と片付くような家になるということが書かれています。
なので、すでに家がある状態(もちろん賃貸でも可)で、家具の配置をいかに工夫するかというのが主眼となっています。
では、間取り計画時には意味がないかと言うと、そんなことない!とわが家は感じました。
わが家の間取り図を見てみると、うっすらと家具が配置されています。
これを基準に生活を想像したりしましたが、この段階で「家具配置のルール」を適用することが大事なのだと思いました。
なので、いま住んでいる家をなんとかしたいという方にはもちろんですが、間取り計画をする人にもおすすめの本です。
続いて、この本でわが家が特に参考になった箇所を紹介していきます。
家具配置のルールの感想② 見えない動線を見る
部屋を広く有効に使いたい場合は、その部屋での動線をしっかりと確認することが大事であることが書かれています。
例えばリビングの場合は、リビングに入るドアからソファであったり、窓であったりまで行く道(=動線)を確認したり、何か物を取るという動線があるのであれば、その場合などなど、家庭によって、間取りによって、いろいろな動線があると思います。
わが家の場合で行くと、LDKに入りリビング側まで向かう動線、ダイニング周りの動線、洗濯物を部屋干しするための動線、なんかが考えられます。
この動線の位置には、家具などが配置できません。
これが家具配置のルールの1つです。
この動線をしっかりと考えておかないと、思ってたよりも部屋が狭くなってしまうということになります。
逆に、複数の動線をできるだけひとまとめにすることが部屋を有効活用するための手段となります。
わが家の場合は、これ以上の動線の削減は難しいように感じていますが、もしかすると、省略できる動線もあるかもしれません。
このように、間取り図に家具を配置してみて、さらに動線まで書き加えてみる。
そうすれば、部屋の本当の広さが認識できるので、間取りの計画時に検討しておくことも大変重要だとわが家は感じました。
これについて、わが家の例ではなく、他の実例付きで紹介されているので、参考になるかもしれません。
家具配置のルールの感想③ リビング学習
小さいお子さん、特に小学生くらいの子どもがいる場合、リビングで勉強する、いわゆる「リビング学習」というのを取り入れている家庭も多いと思います。
その場合、ダイニングテーブルに勉強セットを広げたりすると、ごはんのときは勉強道具をどけないといけなかったりで、毎回片づけしないといけなくて面倒です。
部屋に入ってすぐダイニングテーブルがある場合は、どうしてもそこに勉強道具を置きがちになってしまう。。
というわけで、部屋に入ってすぐのところに、勉強スペースを作ってあげるというのを解決策として提案してくれています。
わが家の場合は、まさにリビングに入ってすぐにダイニングテーブルなので、危険な状態です(笑)
まだ子どもが小さいこともあり、事なきを得ていますが、この本を参考に将来的には家具のレイアウトを買えるかもしれません。
では、間取り計画時にこの内容のどこが参考になったか。
それは、ダイニングテーブル横に子どもがタブレットなどで勉強するようにコンセントを付けたことです。
ダイニングテーブルをリビングの方に持って行くか、いっそリビングにもう一つ机を置くことになる気がしますが、部屋に入ってすぐのところを勉強スペースにすることをちょっと頭に入れて、間取りを考えてみました。
普段、コンセントはスマホの充電などに使っているので、勉強時以外は無駄になるというわけでもありません。
お子さんがいる家庭は、リビングでの勉強スペースをどこにするかというのも考えてみると良いかもしれません。
そして、それは柔軟に変更できるような想定にした方が、長く使えるような気がします。
家具配置のルールの感想④ 収納で区切り
本書の中で何度か出てくるのですが、収納家具を使って部屋を区切るという方法があります。
例えば、子どもが2人いて、最初のうちは大きな一つの部屋ですが、二つに間仕切りで分けることもできるという子ども部屋を計画されるパターンは結構あると思います。
初めから計画する場合はこれでも良いかと思います。
ですが、子どもの人数が思っていたよりも増えた。なんていうときは、収納家具で区切るという手法があることを、この本は教えてくれます。
これについては、実はわが家では間取り計画時には特に参考にできた部分は無いのですが、将来的に区切る必要があったときには活用させてもらおうと思っています。
子ども部屋に限らず、LDKを意図的に区切ってみてイメチェンをすることだってできそうなので、アイデアとして取っておこうと思っています。
結論として買うべき本なのか
「家具配置のルール」は、わが家としては買って損はないかと思っています。
わが家の感想でも紹介した、「動線を見る」というのが理解できれば、間取りの計画時に反映することは大半をマスターできるかと思います。
ですが、いろいろと実例付きで紹介されているので、理解していると思っても落とし穴があるかもしれません。
そういったことを防いでくれるのに役立つので、読んでみることをおすすめします。
さらに、感想のところでは書きませんでしたが、他にも収納家具や方法について、いろいろと実例付きで書いてくれています。
これを理解していると、造作で棚などを付けなくても収納家具で十分だといった判断ができて、コスト削減できるかもしれません。
そういった意味でも、「家具配置のルール」は役に立つのかと思います。
さいごに
わが家が「家具配置のルール」を読んだ感想を紹介しましたが、いかがでしょうか。
内容としては、「今住んでいる家でどんな家具配置にすべきか」というのが趣旨ですが、間取り計画時に家具の配置も検討すると思いますので、間取り計画時の人にもおすすめできる本だなと思いました。
ぜひ、一度手に取ってみてもらえればと思います!
ちなみに、作者のしかまのりこさんは、テレビ番組「ZIP!」や「グッド!モーニング」なんかにも出演されているすごい人らしいですよ!
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