階段1段当たりの高さはいくつが良い?わが家の例で解説!

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こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!

ぱんだはし

階段1段の高さってどれくらいがいいんだろー?

階段の1段当たりの高さですが、一応変えられるみたいです。

わが家はまったく気にしなかったので、変えませんでしたが、例えば親世代と住む場合など、足腰が若い頃ほど上がらない人と住む場合や、将来的なことを考えたときとか、階段1段当たりの高さを変えたいと思うかもしれません。

わが家の階段は、おそらく標準的な高さなので、その使い勝手を紹介するとともに、他の高さとなった場合はどうなるかを紹介してみます。

目次

わが家の階段高さ

階段 一段当たりの高さ

早速ですが、わが家の階段の1段当たりの高さは20cmです。

ちなみに、階段の1段当たりの高さは専門用語では、「蹴上高さ(読み:けあげたかさ)」と呼ぶらしいですが、馴染みもないので、この記事では、「階段の1段当たりの高さ」と表記します。

ついでに、この一段当たりの高さは、階段下収納の高さを推測するのに使えますが、この話は以下の記事で紹介しています。良ければどうぞ!

一般的な階段の高さとは

わが家の階段の例を紹介しましたが、一般的な階段の1段当たりの高さはどれくらいなのでしょうか。

その前に、建築基準法での決まりを見てみましょう。

階段1段当たりの高さは、施設によって異なるらしく、以下のように決まってるそうです。

法律上の1段当たりの高さ
  1. 一般的な戸建て:23cm以下
  2. 映画館とかいろんな人が使う施設:18cm以下
  3. 小学校:16cm以下

映画館とかの施設はいろんな人が利用するため、どちらかというと子どもやお年寄りを対象としているのか、戸建てよりも階段1段当たりの高さが低いです。

また、小学校だと歩幅が小さい子が多いので、1段当たりの高さは、さらに低くなっています。

戸建ての場合は20~60歳の人ばかりではなく、子どもも住むことはありますし、自分がお年寄りになっていきます。

そういったことを踏まえると、階段1段当たりの高さは18cmくらいが良いのかもしれません。

ただ、一般的には、間取りの関係もありますので、階段1段当たりの高さは18cm~20cm程度となっているようです。

歩幅をもとにした算出方法

階段1段当たりの高さの目安として、歩幅を考える方法があります。

階段1段を上がる長さが、人の自然な歩幅くらいとなるようにすると楽だろうという考えのようです。

例えば、以下の図のように、階段の踏む面の長さが22cmで、高さが19cmのとき、60cmとなります。

(22cm+2×19cm=60cm)

階段 一段当たりの高さ 歩幅で決める
階段 一段当たりの高さ 歩幅で決める2

日本人の標準的な歩幅が60cmと言われており、かつ、階段の踏む面は22cm程度が安定すると言われていることから、高さ19cmが計算できます。

ですが、人の歩幅はもちろん人によって違いますし、まっすぐ進むときと、斜めに進むとき(=階段上り下りするとき)で、歩幅は変わる気もします。

なので、あくまで参考程度ですが、この点からも一段当たりの高さは18cm~20cmが無難かなーと思います。

(個人的には、この計算方法が正直微妙で、なぜ22+2×19という式になるのか不明です。本来なら√(222+(19×2)2)=44cmになってしまうのでは?と思ってます。)

階段の角度・勾配

階段の1段当たりの高さがわかりましたので、階段1段当たりの踏む面の長さがわかれば、階段の角度がわかりますので、あわせて紹介します。

階段 一段当たりの踏む面の長さ

わが家の階段の踏む面の長さは24.5cmです。

靴の大きさが26.5の夫の足とともに写真を撮ると、こんな感じです。

階段 一段当たりの踏む面の長さ 夫が踏んでみた

靴のサイズが26.5cmでも、足のサイズはほぼ踏む面の長さと同じ24.5cmですね!

靴のサイズ=足のサイズと思っていたので、ちょっと驚きです(笑)

少し話が逸れましたが、踏む面の長さは、特にこの長さ(24.5cm)で問題ないと思っていますが、足が大きい人なんかは注意が必要ですね。

また、写真では目いっぱい踏むようにしていますが、実際はもう少し真ん中あたりを踏むことも考えると、24.5cmくらいで良さそうですね。

さて、幅と高さがわかったので、階段の角度を計算すると、39度となります。

ちなみに、勾配で表すと、81.6%になります。高さ/幅×100ですね。

なお、踏む面の長さのことを専門用語で、「踏面(読み:ふみづら)」と言うそうです。

一般的な階段角度

階段の一般的な角度は、30度~35度くらいが良いと言われているようです。

なんと全然違う!?

ですが、多くの戸建ては40度~45度で作られているようです。

これは、間取り的に余裕がなかったりすると、急勾配になるためです。

実は勾配が緩やかな階段というのは安心ですが、広めの家でこそ採用できるもののようです。

階段1段当たりの高さの後悔

さて、いろいろと階段について紹介してきました。

そんなわが家の階段の1段当たりの高さで後悔していることは、ズバリ高すぎた!ということです。

わが家の階段高さは20cmと伝えましたが、やはり18cmくらいを目指したかったな~と思います。

なぜなら、2~3回でも階段を往復すると、足を上げるのがめっちゃ大変だから!

30代前半でこれだから、老後とかかなりしんどいだろうな~。。と思います。

その頃にはリフォームかな?

というわけで、広さに余裕がある方は、ぜひ階段を広めにとって、1段当たりの高さを低くすることをおすすめします!

さいごに

わが家の階段の一段当たりの高さと、階段の角度を紹介しましたが、いかがでしょうか。

一般的なもの、そして、推奨されている寸法も合わせて紹介しましたが、わが家はやや急な階段のようです。

現状ではそこまで困ってはいませんが、将来的に上るのが大変になるかもしれません。。

またわが家の階段の後悔は他にもあって、特に踊り場で後悔してます。。

それは以下の記事でどうぞ!

他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!

階段 一段当たりの高さ (アイキャッチ)

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