こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
階段に踊り場があるんだけど、どんな寸法とか形が良いってあるの~?
まっすぐな階段を作れる場合は関係ないですが、間取りの関係であったり、土地の広さなんかでは、折り返すような階段の形になることがあります。
その場合は、踊り場のような場所ができます。
わが家の階段にも踊り場はありますが、失敗したな~という内容がありました。。
ぜひ、わが家の例を参考に、階段の踊り場を決めてみてください!
階段の踊り場とは
はじめに、階段の踊り場がどんなものか紹介しておきます。
階段の踊り場というと、学校とか、商業施設とかの以下の画像のようなものを想像するかと思います。
「階段の踊り場」というと、真っ先に思い浮かぶのが、これかもしれません。
ですが、このような完璧な平らな場所を作るのは、かなり広さが必要になってきます。
このブログでは、土地30坪のコンパクトハウスを対象にしているので、中々このような踊り場を作るのは厳しいと思います。
ではどんな踊り場を想定しているのか?と言いますと、こんな感じです。
完全に平らな場所はないのですが、Uターンするところを踊り場と呼んでいます。
厳密には踊り場の定義とは異なるのかもしれませんが、それ以外に呼び名がないので、ここでも、先ほどの写真の部分を、階段の踊り場と言うことにしています。
わが家の階段踊り場の形
先ほども少し紹介しましたが、わが家の階段の踊り場を紹介します。
寸法的にはこんな感じです。
高さとしては以下の画像で、階段一段当たりの高さは、他の階段一段当たりの高さと一緒です。
ちなみに、階段1段当たりの高さについては、以下の記事で詳しく書いていますので、良ければどうぞ!
そして、わが家は気付いていなかったのですが、地味に重要なのが、階段の角度です。
角度と言っても階段の勾配のことではありません。
以下の画像のように、踊り場の角度は平面的な角度を表していて、わが家の階段踊り場は30度になっています。
実はこの30度というのが、危険な寸法とされています。。!
たしかに、この角度の場合、端っこのほうに足を置くと、ほとんど踏み場がありません!
大人は気を付けるので大丈夫ですが、子どもなんかはつい踏み外してしまいそうです。
手すりが狭い方の反対側に付いているのが、不幸中の幸いで、手すりを伝って歩けば、なんとかなります。
ですが、ここの踊り場についてはもう少し考えても良かったかな~と思いました。
踊り場は、横移動もしつつ、上下の移動もすることから、危険になりやすいとのことです。
ではどうすれば良かったのか?
それについては以降に紹介していきます。
階段踊り場の種類
階段の踊り場について、どんな踊り場があるのか紹介しつつ、どうすれば良かったのかを考えます。
基本的には、先ほど紹介した階段の角度、つまり、踊り場の段数に着目します。
踊り場の段数ごとにパターンを紹介していきます。
- 踊り場に階段6段(角度が30度)
- 踊り場に階段5段(角度が36度)
- 踊り場に階段4段(角度が60度&30度)
- 踊り場に階段4段(角度が90度&30度)
- 踊り場に階段2段(角度が90度)
- 踊り場に階段1段(角度が180度)
順に紹介していきます。
階段踊り場の種類① 踊り場6段
踊り場が6段というのは、階段の角度が30度の場合で、先ほどわが家の例で紹介したものと一緒です。
最も危険とされているパターンです。
できたら避けたいですね。。
階段踊り場の種類② 踊り場5段
階段の角度を36度にしたバージョンです。
先程よりも一段当たりの広さが広くなるので、少し安全になります。
階段踊り場の種類③ 踊り場4段(60度&30度)
5段よりもさらに階段を広くしたパターンです。
別名「吹きよせ階段」とも言うそうです。
別名が付いているということもあって、安全性はかなり高めなので、できたらこれを採用したいところですね。
階段踊り場の種類④ 踊り場4段(90度&30度)
先ほどと同じ4段ですが、階段の構成が異なります。
90度のものを1つ入れるので、かなり安心感があります。
ただし、角度30度のものが連続するので、そこは①と同じようになり、少し不安になります。
階段踊り場の種類⑤ 踊り場2段
これができるならかなりうらやましいです。
90度で階段を上れるので、踊り場ではない普通のところと、ほぼ同じように上がれます。
広さに余裕があれば、ぜひ検討してみてください。
階段踊り場の種類⑥ 踊り場1段
これはまさに、最初の方に述べた、学校とかの踊り場ですね。
これは完璧に安全ですし、これができるならきっと踊り場を有効に活用できると思います。
ちょっとしたもの置きスペースを付けたり、観葉植物置いてみたり。。夢が膨らみますね!
階段踊り場の段数を減らす注意点
先ほどから、階段の段数をいくつか変えて紹介しましたが、「単に踊り場のところを変えるだけなら、⑥にすれば良いんじゃないの?」と思われるかもしれません。
ですが、踊り場の階段の段数を削るということは、その分の段数を、階段のはじめか終わりのところに持ってこなくてはいけません。
そうしないと、2階まで届かなくなってしまいます。
あるいは、1つ当たりの階段の高さを上げないといけなくなり、逆に上りにくくなってしまいます。
というわけで、踊り場の段数を減らすには、ある程度の広さが必要になってくるというわけです。
わが家のようなコンパクトハウスでは、踊り場に6段というのは、仕方なかったのかもしれません。
このように、階段の踊り場だけでも、意外と奥が深いのですね。。
結果的に、踊り場の段数を減らすほうが良くて、踊り場の段数を減らすためには、階段のスペースが必要です。
わが家の階段は全部で2畳分ですが、これを2.5畳にできれば最高で、2.25畳にするだけでも変わります。
2.25畳なら、吹き寄せ階段ができますね!
ぜひ、検討してみてください。
さいごに
階段の踊り場について紹介しましたが、いかがでしょうか。
間取り図面を見てみて、階段の段数を数えてみてください。
6段でしたか?それなら、建築士さんにもう少し相談してみても良いかと思います!
ちなみに、今回紹介した階段は、「曲がり階段」という名前らしいです。
まっすぐな階段を「直階段」というのに対となった言葉ですね。
あなたの参考になればうれしいです!
他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!