こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
階段って何畳分くらいが目安なんだろう?
階段のスペースって、正直あんまり取りたくないですよね。
階段で何畳も使ってしまうと、肝心の居住スペースが減ってしまったりと、良いことが無いように思えます。
ですが、一般的な階段の大きさ・長さ・段数がわからないので、いったい何畳必要が普通なのかも、素人にはわかりにくいです。
というわけで、わが家の階段が何畳なのかを紹介しますので、1つの目安としてもらえればうれしいです!
わが家の階段は何畳?
早速ですが、わが家の階段は2畳です。
写真の通り、まわり階段です。
これは、上の間取り図のように、単に段になっているところの面積分です。
(ただし、柱芯からの広さです)
ちなみに、坪数で表すと1坪、m2で表すと3.3m2、マス数で表すと4マスです。
ただし、マス数について、わが家の間取り図は1マスが91cm×91cmで描かれていますので、マス数で比較するときはご注意ください。
他にも色々と大きさ関係を見ていきます。
階段の長さ:3.64m
階段の段数:15段
という感じです。
階段が2畳は普通なのか?
わが家の階段は2畳というのを紹介しましたが、これは普通なのでしょうか。
調べると、階段は2畳くらいが一般的のようです。
というわけで、わが家の階段が一般的であることがわかりましたね。
ですが、実は一般的な階段では住みにくいこともあるのです。。
2畳階段のデメリット
さて、2畳の階段が一般的だということですが、実はこれだとやや良くないことがあります。
もちろん、わが家も2畳の階段なので、同じく良くないことになってます。
知っていれば、変えようとしたかもしれません。。
では、何が良くないかというのは以下にまとめました。
- 1段当たりの高さが高くなる
- 踊り場が危なくなる
順に紹介していきます。
2畳階段のNG① 1段当たりの階段高さ
2畳の階段の場合、階段の段数は多くが13段~14段になります。
この場合、どうしても階段1段当たりの高さが高くなってしまいます。
1階の天井が3.0mだとすると、300cm/13段~14段=23cm~21.4cmとなります。
実は階段1段当たりの高さは18cmくらいが理想的だそうです。
(高さ18cmは、商業施設とかで良く使われている段数)
この高さなら、歳を取っても安心して上がれるようです。
わが家の場合
わが家の場合は、階段が15段あります。
そして、階段1段当たりの高さは20cmとなっています。
一般的なものよりかは少しだけ緩やかになっています。
この理由は主に2つありまして、以下がその理由です。
- 踊り場の段数を増やしていること
- 実は階段が正確には2畳ではないこと
1つ目は事項で詳しく紹介します。
2つ目は、下記間取り図を見てもらうと分かりますが、少し飛び出しています。
このおかげで、少し階段を緩やかにできています。
ですが、階段1段の高さが20cmでも、地味にきついです。
たしかに、夫も、何度も階段を上り下りすると、足を上げるのが辛いと言ってます。。
ちなみに、階段1段当たりの高さは、以下の記事に詳しく書いてますので良ければどうぞ!
2畳階段のNG② 踊り場が危なくなる
2畳階段の場合、階段の段数が13段~14段とせざるを得ないのは、先ほど紹介しました。
まわり階段の場合ですが、踊り場を作る必要があります(方向を変えるスペース)。
そして、2畳階段の場合踊り場のところは大体5段~6段になります。
そうなると、踊り場の内、平場のスペースが十分に確保できない場所ができてしまいます。
これについて詳しくは以下の記事に書いてますが、踊り場に6段あると、踏み外す危険性が高まります。
これが先ほど紹介した、「階段を15段にできた理由」の1つです。
踊り場を例えば5段にすれば、階段の段数は14段となります。
わが家の場合は、階段の段数をできるだけ増やす代わりに、踊り場で少し危険な構造となっています。
おすすめは、2.5畳階段
おすすめとしては2.5畳の広さの階段です。
通常よりも、0.5畳、つまり上りはじめと終わりそれぞれを、45cmほど伸ばすのが良さそうです。
こうすることで、階段を15段とできて、しかも、踊り場を2段にできるという優れもの!
スペースに余裕があれば、やりたいですよねー。
わが家は到底無理だったので、頑張って足を上げます。足腰鍛えます。。
階段の畳数は計算できるのか
ここからはちょっとした余談ですが、階段にどれだけのスペースが使われるかは、天井の高さ、階段1段の高さ、階段1段の平場の長さ、で計算できます。
わが家の場合は以下のような数字です。
天井の高さ:300cm
階段1段の高さ:20cm
階段1段の平場の長さ:24.5cm
階段の幅:91cm
これらの数字があれば、階段に何畳必要かが計算できます。
まず、「天井高さ÷階段1段当たりの高さ=階段の段数」です。
そして、「階段の段数×階段1段当たりの平場の長さ×階段の幅=階段に必要なスペース」となります。
実際、わが家の場合で計算してみると、
「300cm(天井高さ)÷20cm(階段1段当たりの高さ)=15段(階段の段数)」
「15段(階段の段数)×24.5cm(階段1段当たりの平場の長さ)×91cm(階段の幅)=33442.5cm2(階段に必要なスペース)」
33442.5cm2=3.34m2で、1畳=1.8m2なので、大体近いですね。
ずれがあるのは、踊り場のところの階段の平場長さが他と異なるためです。
あまりすることのない計算かもしれませんが、参考にしてください。
さいごに
わが家の階段の畳数を紹介しつつ、おすすめの畳数も紹介しました。
わが家のような2畳の広さの階段は年を取ると辛い気がします。
余裕があれば、2.5畳がおすすめです。
ただ、わが家の土地面積(30坪)を考えると、前もって気付いていたとしても、2畳になっていたかもしれません。。
ですが、建築士さんに提案することはできたと思います。
ちなみに、今回紹介した畳数や、階段の段数は、天井の高さが異なると変わってくるのでお気を付けください!
あなたの参考になればうれしいです!
他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!