こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!
キッチンの作業台の高さっていくつがいいのかなー?なんか決め方あるの?
キッチンは色々と迷うことがありますよね。
キッチンの大きさとか幅だったり、そもそもどのメーカーのが良いかだったり。。
そんなキッチンですが、作業台の高さも重要です。
高さを間違えることで、料理しづらかったり、下手したら腰痛の原因にもなってしまうかも!
というわけで、この記事では、わが家のキッチンの高さの決め方を紹介します。
実は、ちょっとした後悔もあったりします。。もちろんその内容も紹介します!
なお、わが家のキッチンはタカラスタンダードのオフェリアですが、オフェリアを選んだ理由が知りたい人は以下の記事を見てください。
また、キッチンの大きさについて紹介している記事は以下です。
ちなみに、わが家は土地面積31.6坪、延床面積29.4坪の30坪ハウスです!上記の記事を見るときの参考にしてください。
わが家のキッチンの高さ
早速ですが、わが家のキッチンの高さは85cmとしました!
あれ?なんか一般的な数字じゃね?と思われた方もいるかと思いますが、そうなんです(笑)
ですが、一般的な85cmの高さにしたのは、ちゃんと考えた結果、85cmとしました。
それでは、何をもってキッチンの高さを考えたか、紹介していきます。
キッチンの高さの決め方
キッチンの高さは大きく3通りあります。
それが以下の3つです。
- 身長(cm)÷2 +5(cm)
- 肘までの高さ(cm)-10(cm)
- いま住んでいるキッチンを参考にする
それでは順に見ていきましょう!
キッチン高さの決め方① 定番の式
「身長÷2+5cm」というのは、とても一般的な式で、多くのメーカーが取り入れてると思います。
わが家の場合、妻の身長は155cmなので、
155÷2+5=82.5cm
となります。
キッチンの高さは基本的には5cm単位なので、80cmか85cmを選ぶことになります。
(ちなみに、夫の身長は170cmなので、キッチン高さは90cmとなります)
ちなみに、身長の半分というのは、人体的に誰しも、恥骨ないしは恥骨の上端にくるらしいです。
ここから5cm上にくると、だいたい腰骨の位置くらいに来そうですね。
腰骨を狙ってるわけではないと思いますが、恐らく、この当たりの人間科学を利用して、数式ができていると思います。
キッチン高さの決め方② 最近はやりの式
最近はやってきているらしいのですが、「肘の高さ-10cm」という式もあります。
わが家の場合、妻の肘の高さが床から94cmでした。
したがって、94cm-10cm=84cmとなります。
これだと、85cmとなりそうですね。
後で言いますが、キッチンの高さは低めよりも高めの方が良いと言われています。
そして、「肘の高さ-10cm」の方が、高めの数値になるようです(実際、妻も高めに出ましたし)。
というわけで、こちらの式が最近はやりのようです。
キッチン高さの決め方③ いまのキッチン
今住んでいる家にも、キッチンはあると思います。
そのキッチンの高さを測ってみてください。
。。。
いくつでしたか?ちなみに、わが家はやっぱり85cmでした。
そして、賃貸時代のキッチンの高さに、特に不満はありませんでした。
たしかに、夫は少し前屈みにならないと包丁使ったりできませんでしたが、妻にとってはちょうど良い高さでした。
いまのキッチンを基準に、例えば本を踏み台にしたりして高さを調節して、作業をしてみるとわかりやすいかもしれません。
包丁などのスペースだけでなく、シンクやコンロにも気を付けてください。
特にシンクは、水はねも絡んでくるので、水を出してみるのも良いと思います。
測るときの注意点
身長や肘高さを測るときに注意してほしいのは、スリッパの厚みを忘れてしまうことです。
愛用しているスリッパによっては、厚底だったりして、意外と身長が高くなるかもしれません。
普段の調理スタイルで測ることをおすすめします。
わかりにくいかもしれませんが、スリッパによって、1cm~2cmくらい高くなっています。
もっと厚底のスリッパをはいたりするのであれば、それを考慮したほうが良いかもしれません。
キッチンの高さは高い方が良い?
キッチンは高い方が良いと勧められることがあります。
その理由は、「スリッパの厚みを変えれば、自身の高さを高くできる」、「低いと腰痛に悩まされる」ということがあげられます。
逆に、キッチンが高いことによるデメリットは、包丁作業をするときに、力をいれにくいというのがあります。
ですが、そんなに本気で力をいれることもないと思います。
もちろん、高すぎると大変ですが、恐らく迷うとしても、85cmか90cmなど5cm刻みでどちらにするかとかだと思います。
高々5cm変わっても、力が急に入らなくなるほどではないと思いますので、迷ったら高い方にするというのは良い考えだと思います。
ただ、夫の身長は170cmで、キッチン高さを数式に当てはめて算出すると、90cmとなります。
ですが、85cmのキッチン高さで使いにくいなと感じたことは、まったくありません。
なので、高さの二択で迷っても、5cm程度の高さであれば、そこまで気にしなくて良いのだと思います。
最後は、料理をする頻度が高い方(わが家の場合は妻)に合わせれば良いと思います。
キッチン高さで失敗したこと
さて、ここまで綿密に計画してきたわが家ですが、実はキッチン高さで少し失敗してます。
それは、水道の高さです。
わが家の水道はこんな感じです(SF-NB471SXU)。
この水道の高さが要注意です。
この高さが低すぎると、結局腰を屈めないと水洗いができないということで、腰にダメージを受けます。
LIXILの商品ですが、下記に図面をのせます。
この図からもわかる通り、根本から14.5cm上の高さに吐き出し口がくることになります。
キッチン高さは85cmで、そこから14.5cmと思うと、間の7~8cmのところに手を持ってくる。そう思うと、床から92~93cmの位置に手があれば良いのです。
一方、妻が手を出したときの高さは90cmくらいがちょうど良い。。気がする(笑)
なので、なんとか腰を曲げるよりも余裕がありそうなので大丈夫そうです。
実際、夫が使ってみると、とくに腰をかがめることなく使うことができているので、一安心です。
(画像はタップで拡大するよ!)
ですが、水栓の高さをショールームで確かめておくべきだったなと後悔しています。
特に、わが家はタカラスタンダードのキッチンに、LIXILのタッチレス水栓なので、まさにその仕様のものがショールームにはありませんでした。
これが、見逃した原因でもありますし、確かめにくいとは思いますが、水栓の大きさをリサーチした上で、イメージすることをおすすめします!
さいごに
キッチンの高さについて、その決め方と注意点を紹介してきました。
キッチンの高さを決める際の失敗も紹介しました。
最近主流の肘の高さ-10cmというのも、活用してみてください!
個人的に大事なのは、今のキッチンを高さを知ることと、ショールームでしっかり確かめる(恥を捨てる(笑))ことだと思います。
わが家の経験があなたの参考になればうれしいです。
他にも30坪の間取りを以下の記事でまとめていますので、良ければご覧ください!