「片づけの解剖図鑑」を読んだ感想!【戸建ての間取り計画を経験したわが家の本レビュー】

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こんにちは!のっち(@nocchi_nochilog)です!

ぱんだはし

「片づけの解剖図鑑」っていう本、間取り計画するときに読んだほうが良いかな~?

わが家は戸建てを建てましたが、「片づけの解剖図鑑」を読みました。

そんなわが家が、「片づけの解剖図鑑」を読んだ感想を紹介します。

どんなことが書かれているのか、施主として間取りを計画するうえで読んでおいたほうが良いのか、などなど紹介していきます。

目次

片づけの解剖図鑑の基本情報

片づけの解剖図鑑 本レビュー

まずは、片づけの解剖図鑑の基本情報を紹介します。

本のタイトル片づけの解剖図鑑
発売日2013年12月5日
出版社株式会社エクスナレッジ
著者鈴木 信弘
値段1,400円 + 税

それでは、感想を紹介していきます。

片づけの解剖図鑑の感想

読んでみた感想はこんな感じでした。

片づけの解剖図鑑の感想
  1. 収納を考えるなら読みたい1冊!
  2. 窓が多いと片付かない
  3. 片付かないキッチンがある
  4. ゴミ置き場も考えよう
  5. コレクション収納は面白い

それでは順に紹介していきます。

片づけの解剖図鑑の感想① 収納についての本

まずは、この本の全体的な感想です。

「片づけ」と本のタイトルにありますが、片付け方に関した本ではありません。

それよりも前段階の「どうやったら片付けやすい間取りになるか」ということを主眼に書かれています。

本書によると、どうしても散らかってしまうというのは、もしかすると間取りに問題があるのかもしれないとのことです。

つまり、この本を読めば、ある程度片付け上手、片付けが苦にならない、自然と片づけができる、そんな間取りになりそうです。

というわけで、わが家としては、この本は読んでよかったなと思います。

内容も私たち施主向けな内容になっているので、難しい表現などもなく、図もたくさんあるのでわかりやすかったです。

以降は、わが家が特に面白いな。参考になったな。という内容・感想を紹介していきます。

片づけの解剖図鑑の感想② 窓の多さ

「窓が多い方が開放的でおしゃれ!」

そんな風に我が家も思っていました。

あるときはCMなんかでも、広い面積の窓(壁一面が窓)というのを売りにしている物件を見たことがあります。

そもそも窓の方が断熱性能が劣って寒かったり暑かったりするというのは置いといて、この本では収納という点から、「壁の方が良いのでは」という提案をしています。

よく考えると当たり前ですが、窓の前に収納家具やソファ、テレビなんかは置けません。

置いてしまうと窓をふさぐことになるので、そもそも窓の意味がなくなります。

さらに、家具などでふさいでしまって結露なんかが出てしまうと、もう大変。。カビだらけになる可能性もあります。

というわけで、収納だけでなく、家具の配置なんかも考えると、あまり窓を多用するのは良くないということになります。

なので、窓を付けるか迷うくらいなら壁にしておいた方が良いこともありそうです。

このおかげでわが家でも窓を多用することをやめて、助かりました。

窓の大きさを抑えることで、窓の下に家具を置くこともできるようになったりと、考える余地は多そうです。

片づけの解剖図鑑の感想③ 片付かないキッチン

片付かないキッチンはこんな感じというのも紹介されていました。

そこでは、シンクが大きいキッチンは片付きにくいとされています。

ちょっとこれは語弊がありそうで、シンクが大きいというより、作業台が狭いキッチンというのが片付きにくいというものです。

そもそも作業台が狭いと、それこそ料理などの作業がしにくいですが、それだけではなく片付きにくいらしいです。

それでは、シンクとコンロの間に、広々とした作業スペースがあれば良いかと言うと、そうでもありません。

「大きなシンク」をNGとしたのはここがポイントで、シンクの横にもコンロの横にも、ちょっとしたスペースがあることで、片付けられる(=ごちゃつかない)キッチンになるそうです。

わが家ではこれを参考に、シンクの横とコンロの横にもちゃんとスペースがあるようにしました。

わが家のキッチンの詳細は、以下の記事を読んでいただければと思います。

シンクの横を広げることで、飲み終わったペットボトルや缶・瓶・牛乳パックなどを仮置きすることができます。

コンロの横を広げることで、調味料を置いておくことができます。

このように、スペースをそれぞれに確保することが大事なのだそうです。

たしかにこれのおかげで、わが家のキッチンのごちゃつき度は比較的マシな気がします(笑)

片づけの解剖図鑑の感想④ ゴミ置き場

当たり前ですが生活をしていればゴミが出ますし、ごみは捨てます。

ですが、ゴミを捨てるまでの間はどこかにゴミを置いておく必要があります。

もちろん、基本的にはゴミ箱に入れると思いますので、そのゴミ箱の位置をしっかり考えておいた方が良いですよ。というのが本に書かれていました。

たしかにゴミ箱の位置ってあまり気にしていなかったなとわが家は思い、ゴミ箱の位置を間取りの中に落としたりしてみました。

ゴミ箱の位置って忘れやすい気がするので、ちゃんと家具の1つとして考えておいた方が良さそうです。

造作キッチンの場合は、シンクの下にゴミ箱置き場を作れたりしますが、わが家のようにメーカーから買う場合はそうもいきません。

わが家の場合はキッチンの冷蔵庫の隣と、キッチンの隣のパントリーに置いています。

さらに、先ほどのキッチンに関する感想のところでも紹介しましたが、キッチンのシンクの横のスペースにペットボトルや空き缶・空き瓶は一時保管しています。

このように、日ごろ出るごみについて、その保管場所を決めておくと、片付く家になりそうです。

片づけの解剖図鑑の感想⑤ コレクション収納

わが家ではコレクション癖が無いので特に関係ありませんでしたが、面白いなと思ったのがコレクション収納です。

フィギュアとか模型とか、そんなコレクションは、飾ってこそなんぼの世界です。

というわけで、コレクション類は、飾ることと収納することの両方を兼ね備えないといけません。

飾るという目的のために、目線の高さというのを意識すると、効果的に飾れるというのがこの本で紹介されています。

立ったときの目線の高さにニッチを作ったりするのも効果的のようです。

これは何もコレクションに限った話ではなく、ちょっとしたインテリア・小物を置くことで家をおしゃれにすることもできます。

目線の高さを考えた、魅せる収納というのを考えるきっかけになりそうです。

わが家はもうちょっと魅せる収納を作っておけば良かったなと感じます。

この本を読んでたけど、気付けなかった。。(泣)

結論として読むべき本なのか

ここまで感想を紹介してきましたが、何となくその感想を読んでいると感じていただけかもしれませんが、この本は読む価値ありです!

特に収納についての知識・アイデアが色々とあるので、参考になります。

収納というのは、何をしまうかというのが大事で、何をしまうかというのは各家庭によって異なります。

なので、建築士さんの思いもよらない収納が必要な場合があったりもします。

建築士さんのライフスタイルが、あなたの家庭とほとんど一緒なら、言わずとも理解が得られそうですが、そうでないことがほとんどだと思います。

あなたにとって必要な収納というのを考えるきっかけに、「片づけの解剖図鑑」は結構良い本だと思います!

わが家はおすすめです!

さいごに

「片付けの解剖図鑑」の感想を紹介しましたが、いかがでしょうか。

片づけがしやすくなる間取りというのを考える本なので、戸建て計画中の方であれば、ぜひ読んでほしい本です。

わが家もこの本のおかげで、いろいろと収納に関して助かりました!

あなたの参考になればうれしいです。

わが家が読んだ他の本が気になる方は以下をどうぞ!

片づけの解剖図鑑 アイキャッチ

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